PARADOX～ピアスとルージュ～

(ひとみをとじてきすをねだったわがままなからだとねったいや)

瞳を閉じて　キスをねだった　わがままな体と熱帯夜

(くびをしめて、そのままだしてあなたのうえでおよぐわたし)

「首をしめて、そのまま出して」　貴方の上で泳ぐ私

(まっかなるーじゅがにじむくらいあいのえきをくちにかけてよ)

真っ赤なルージュがにじむくらい　愛の液を口にかけてよ

(ふたりとけあうよる、それいじょうすてきなものなどこのよにはないわ)

二人溶けあう夜、それ以上　素敵なものなどこの世にはないわ

(あなたがぜっちょうにみせるかおがわたしのきおくをゆるりとこわす)

貴方が絶頂に見せる顔が　私の記憶をゆるりと壊す

(ゆめのなかであのときのぴえろがおおきなくちでぎちぎちとえみをうかべ)

夢の中であのときの　ピエロが大きな口で　ギチギチと笑みを浮かべ

(わたしにちかづいてくるゆうしてっせんにはいつくばってひめいをあげてきみのなをよぶ)

私に近づいてくる　有刺鉄線に這いつくばって　悲鳴をあげて君の名を呼ぶ

(はちのすじょうたい、はくばのおうじえがおでころがしあそびましょう)

蜂の巣状態、白馬の王子　笑顔で転がし遊びましょう

(まっかなるーじゅがにじむくらいあいのえきをくちにかけてよ)

真っ赤なルージュがにじむくらい　愛の液を口にかけてよ

(ふたりとけあうよる、それいじょうすてきなものなどこのよにはないわ)

二人溶けあう夜、それ以上　素敵なものなどこの世にはないわ

(あなたがぜっちょうにみせるかおが)

貴方が絶頂に見せる顔が

(わたしのきおくをゆるりとこわしてとわにやむことないわるつ)

私の記憶をゆるりと壊して　永遠に止むことないワルツ

(しょせんはじゅうじかのかごのなかつきのひかりにてらされた)

所詮は十字架の籠の中　月の光に照らされた

(かげはそう、まさにあのときのぴえろ)

影はそう、まさに　あの時のピエロ

(ｉｍｄａｅｍｏｎ)

"Im DAEMON"

(ゆうしてっせんにはいつくばってひめいをあげてあいだけをさけぶ)

有刺鉄線に這いつくばって　悲鳴をあげて愛だけを叫ぶ

(はちのすじょうたい、おふたりさまをえがおでころがしあそびましょうまくはとじない)

蜂の巣状態、お二人様を　笑顔で転がし遊びましょう　幕は閉じない