夕景イエスタデイ

(そそぐたいようあびてたのしげに)

注ぐ太陽浴びて　楽しげに

(はしゃぐひとのかおをにらみながらによこぎっていく)

はしゃぐ人の顔を　睨みながらに横切っていく

(てつやあけのあさで)

徹夜明けの朝で

(はらがたってぶぜんなわたしのめをさけたひとのさきに)

腹が立って憮然な私の目を　避けた人の先に

(おはようっていってのびをするねぐせたってるあいつがたってた)

「おはよう」って言って伸びをする　寝癖立ってるあいつが立ってた

(きがついたらめがあうようなあわいこいだなんてきょうみもわかないな)

気が付いたら目が合う様な　淡い恋だなんて興味も湧かないな

(だけどなんでだろうかおをみれない)

だけどなんでだろう　顔を見れない

(かんけいないよだってああはらがたつ)

「関係ないよ　だって　ああ　腹が立つ!」

(みつけたたいようにらみつけてたかなったむねにふたしたって)

見つけた太陽睨みつけて高鳴った胸に蓋したって

(このかんじょうおさえらんないなきもちわるくって)

この感情抑らんないな気持ち悪くって

(なんだろうへんなきもちだ)

なんだろう変な気持ちだ

(ｗｏｗｗｏｗｗｏｗたいどがかおにでちゃって)

wow　wow　wow態度が顔に出ちゃって

(なぞにきんちょうしちゃってこえがうらがえった)

謎に緊張しちゃって声が裏返った

(このじょうきょうもうわからないよあたまにくる！って)

この状況もう解らないよ!　頭にくる!って

(なんだかばかなわたしだ)

なんだか馬鹿な私だ

(きょうしつはきょうもへいぼんであくびがでる)

教室は今日も平凡でアクビが出る

(ふたりきりのまどべ)

二人きりの窓辺

(きにしちゃうんだよひまなたいどでらじおをながしても)

気にしちゃうんだよ　暇な態度で　ラジオを流しても

(たちあがったわたしはゆだんしていてろこつにばれてしまう)

立ち上がった私は油断していて　露骨にバレテしまう

(きいたふりしていたへっどふぉんがずっとどこにもつながっていないこと)

聴いたフリしていた　ヘッドフォンがずっと何処にも繋がっていない事

(ときがたてばわすれるさまなそんなもんでしょってどこかでごうじょうで)

「時が経てば忘れる様な　そんなもんでしょ」ってどこかで強情で

(だけどなんでかなくちにだせない)

だけどなんでかな　口に出せない

(はらだってたってことばもでない)

腹立って立って　言葉も出ない

(しんちょうにたいどでつたえようってことばをふうじこんできょうもからまわった)

慎重に「態度で伝えよう」って　言葉を封じこんで今日も空回った

(このかんじつづくならわるくもない？ってなんだかずいぶんよわきね)

「この感じ　続くなら悪くもない?」って　なんだか随分弱気ね

(ｗｏｗｗｏｗｗｏｗなんかごきげんだねって)

wow　wow　wow　「なんかご機嫌だね」って

(はらたってんのわかんないの？ってほおをつねった)

「腹立ってんの解んないの?」って　頬をつねった

(どんかんなそのたいどきにくわないんだ)

鈍感なその態度　気に食わないんだ

(どうしようきょうがもうおわっちゃう)

どうしよう　今日がもう終わっちゃう

(もういっかい)

もう一回

(たいようにらみつけてしずむのちょっとまってよっていきすいこんだ)

太陽睨みつけて　「沈むのちょっと待ってよ 」って　息吸い込んだ

(たかなったむねがくるしくってなんだかとっぴなきもちだ)

高鳴った胸が苦しくって　なんだか突飛な気持ちだ

(つたえたいよってはしりだしたこのかんじょうもうわかんないよばくはつしそうだ)

「伝えたいよ」って走り出した　この感情もう解んないよ爆発しそうだ

(たいようがしずむまえになんとかつたえたいから)

太陽が沈む前に　何とか伝えたいから

(どうにかしてよかみさま！！)

どうにかしてよ　神様!!