はじまりのうた / 遠藤ゆりか

(はじまりのうたきかせて)

はじまりの歌、聞かせて

(ふきぬけるかぜのむかうさきは)

吹き抜ける風の向かう先は

(まだしらないばしょみつからないあかし)

まだ知らない場所　見つからない証

(しんぞうのあいずたしかなよかん)

心臓の合図、確かな予感

(そうさまたぼくらはひとつだけまえにゆく)

そうさ、また僕らはひとつだけ前にゆく

(ねぇあしたせかいがおわろうとぼくは)

ねぇ、明日世界が終ろうと僕は

(こわくないよこころに)

怖くないよ、心に

(きみがいるならみちもふあんも)

君がいるなら未知も不安も

(うけとめてみせるよ)

受け止めてみせるよ

(はじまりのうたきかせてひびくこえは)

はじまりの歌、聞かせて　響く声は

(まいごのぼくらをてらしだしてゆくんだ)

迷子の僕らを照らし出してゆくんだ

(ｅｕｒｅｋａぼくらはきづくよ)

Eureka！僕らは気づくよ

(ほらせかいはこんなにきれいだわらってみせて)

ほら世界はこんなに綺麗だ、笑ってみせて

(さあよるがあけたらはじまりはいま)

さあ、夜が明けたら　はじまりは、今

(それからぼくらはゆびきりして)

それから僕らは指切りして

(まだゆめをみてるこどものようにわらう)

まだ夢を見てる子供のように笑う

(のびるあしあとのすたーとには)

伸びる足跡のすたーとには

(ただたちつくしたよわむしのぼくがいる)

ただ立ち尽くした弱虫の僕がいる

(ねぇずっとこたえはわからないまま)

ねぇずっと答えは分からないまま

(ひびはすぎてゆくけど)

日々は過ぎてゆくけど

(かすかなこえがなりやまないや)

かすかな声が鳴りやまないや

(いつかのぼくらのこえで)

いつかの僕らの声で

(はじまりのうたきかせてほらせかいで)

はじまりの歌、聞かせて　ほら世界で

(いちばんきれいなあのひきこえたことばを)

一番きれいな　あの日聞こえた言葉を

(まよいつづけるたびびとにいのりを)

迷い続ける　旅人に祈りを

(あるきつづけるあしあとにいのりを)

歩き続ける　足跡に祈りを

(ｇｅｔｓｅｔｒｅａｄｙｇｏ)

Get set, ready go!

(ふみだすゆうきをたちあがるゆうきを)

踏み出す勇気を　立ち上がる勇気を

(ぼくらはしっている)

僕らは知っている

(はじまりのうたきかせてひびくこえは)

はじまりの歌、聞かせて　響く声は

(まいごのぼくらをてらしてゆくんだ)

迷子の僕らを照らしてゆくんだ

(ｅｕｒｅｋａぼくらはきづくよ)

Eureka！僕らは気づくよ

(ほらせかいはこんなにきれいだわらってみせて)

ほら世界はこんなに綺麗だ、笑ってみせて

(さあふみだすあしはぼくらのねがい)

さあ、踏み出す足は　僕らの願い

(よるがあけたらはじまりはいま)

夜が明けたら　はじまりは、今