Candle

(よるのそらにじむひかりをかたすくめみあげている)

夜の空 滲む光を 肩すくめ見上げている

(あのひにはもうまきもどせない)

あの日にはもう巻き戻せない

(かなしみみないようにして)

悲しみ見ないようにして

(まちじゅうがきらめいているぼくのおもいをさがして)

街中が煌めいている 僕の思いを探して

(なにしてるってでんわしたむこう)

「何してる？」って電話した向こう

(だれかとわらうきみのこえ)

誰かと笑う君の声

(よかったねじゃまたね)

「よかったね、じゃ…またね」

(しあわせねがえるようぼくができることは)

幸せ願えるよう 僕ができることは

(きみとみたゆめのせる)

君と見た夢乗せる

(ほしがこのてにおちなくても)

星がこの手に落ちなくても

(にどとあえなくても)

二度と逢えなくても

(あのえがおがずっとつづくため)

あの笑顔がずっとつづくため

(きみにむけたおもいのひを)

君に向けた思いの灯を

(ねがいこめけすこと)

願い込め消すこと

(かなしみはもういらないよ)

悲しみはもういらないよ

(とじたひとみのおくには)

閉じた瞳の奥には

(ほらあたらしいひをともしていく)

ほら新しい灯をともしていく

(まっしろなきみのすがた)

真っ白な君の姿

(きれいだよおめでとう)

「綺麗だよ、おめでとう…」

(しあわせあふれるようそっとみまもってる)

幸せ溢れるよう そっと見守ってる

(きみがみるゆめつめた)

君が見る夢つめた

(はなたばがひらりとまって)

花束がヒラリと舞って

(なみだうかべあるくうしろすがたみつめ)

涙浮かべ歩く後ろ姿見つめ

(いつのひもきみがわらってすごせますよう)

いつの日も君が笑って過ごせますよう

(このひにねがった)

この灯に願った

(ふりそそいでくおもいは)

降り注いでく想いは

(まるでなみだみたいにとけたきゃんどる)

まるで涙みたいに溶けたキャンドル

(ゆれるひみつめねがうよしあわせでいるように)

揺れる灯見つめ願うよ 幸せでいるように

(とおくからこころからおもっている)

遠くから 心から 想っている

(だからきみがつらくなったときは)

だから君が 辛くなった時は

(いままでのひじゃないともしび)

今までの灯じゃないともしび

(きみのもとへとどけるから)

君の元へ届けるから

(ゆめをねがってね)

夢を願ってね