朝焼けの太陽

(ふさいでもいないのにだまってきえたきみのいるけしき)

ふさいでもいないのに　黙って消えた君のいる景色

(こすれたきおくでさぐったかこもてにとれやしないんだ)

こすれた記憶でさぐった過去も　手にとれやしないんだ

(だきしめるうででくだけてしまうんだろう)

抱きしめる腕で砕けてしまうんだろう

(ただよごれたまちでしんじつをもとめすぎたふたりは)

ただ汚れた街で真実を求め過ぎた二人は

(さくらちってぼくたちってこわすことでまもるあいを)

桜散って　僕達って　壊すことで守る愛を

(あとになってくやんだってさばくのはあさやけのたいよう)

後になって　悔やんだって　裁くのは朝焼けの太陽

(つよがるすがたをまにうけてはだいじょうぶとしたんだ)

強がる姿をまにうけては大丈夫としたんだ

(うすっぺらいもうふでつつんでたからかぜをひいたんだな)

うすっぺらい毛布で包んでたから　風邪をひいたんだな

(ちかいだれかによりかかったきみでも)

近い誰かによりかかった君でも

(まだこどくにふるえるせなかをおもうよりましだろう)

まだ孤独にふるえる背中を思うよりましだろう

(はいになってらくになってきづいたときもういないよ)

灰になって　楽になって　気付いた時もういないよ

(やっきになってさがしたってわらうのさあさやけのたいよう)

やっきになって　探したって　笑うのさ朝焼けの太陽

(まぁかえってふりかえってみるならおそまつなないよう)

まぁかえって　振り返ってみるなら御粗末な内容

(こりもせんでちへいせんでずっとだきしめあってたいよ)

懲りもせんで　地平線で　ずっと抱きしめあってたいよ

(さくらちってぼくたちってこわすことでまもるあいを)

桜散って　僕達って　壊すことで守る愛を

(あとになってくやんだってさばくのはあさやけのたいよう)

後になって　悔やんだって　裁くのは朝焼けの太陽

(あいしあってあいしあってたがいにもとめあうさいぼう)

愛しあって　愛しあって　互いに求めあう細胞

(すみませんねこのめせんでにどとみつめることはないの)

スミマセンね　この目線で　二度と見つめることはないの