君がいない世界

(きっとここにつながっていたんだ)

きっとここにつながっていたんだ

(あのひふたりきめたさよなら)

あの日二人決めた「さよなら」

(ぼくらはちがういろのぺーじいくつもめくってきた)

僕らは違う色のページいくつもめくってきた

(かわらないねとくちにはしても)

変わらないねと口にはしても

(まえよりきれいになったきみが)

前より綺麗になった君が

(とおくみえるきがしてぼくはとまどうよ)

遠く見える気がして　僕は戸惑うよ

(きょうまでこんなふうにきみのことをかがやかせたのは)

今日までこんな風に君のことを輝かせたのは

(きっとぼくがしるはずもないなにか)

きっと僕が知るはずもない何か

(まちがいだったなんていえなくて)

間違いだったなんて言えなくて

(それぞれのみらいがあって)

それぞれの未来があって

(たちどまることもできないみちのうえさ)

立ち止まることも出来ない道の上さ

(せめてあとごふんおもいだしてたい)

せめてあと五分思い出してたい

(きみがいなくなってしまうまえのせかいを)

君がいなくなってしまう前の世界を

(おもいどおりにならないことばかりのひびのなかで)

思い通りにならないことばかりの日々の中で

(またであえたきせきにぼくはとまどうよ)

また出会えた奇跡に　僕は戸惑うよ

(ならんであるくときできるすぺーすがさびしいものだね)

並んで歩く時出来るスペースが寂しいものだね

(もうふたりをつなぐものさえないよ)

もう二人を繋ぐものさえないよ

(まだすきだったなんていえなくて)

まだ好きだったなんて言えなくて

(うごきだしたみらいがあって)

動き出した未来があって

(たちどまることもできないみちのうえさ)

立ち止まることも出来ない道の上さ

(へやへかえればおもいだせるだろう)

部屋へ帰れば思い出せるだろう

(ぼくはきみがいないせかいにいきてるんだ)

僕は君がいない世界に生きてるんだ

(すこしずつあさがくるよ)

少しずつ朝が来るよ

(もどれなくなってしまうそのまえにさよなら)

戻れなくなってしまうその前に　さよなら

(まだすきだったなんていえなくて)

まだ好きだったなんて言えなくて

(うごきだしたみらいがあって)

動き出した未来があって

(たちどまることもできないみちのうえさ)

立ち止まることも出来ない道の上さ

(へやへかえればおもいだせるだろう)

部屋へ帰れば思い出せるだろう

(ぼくはきみがいないせかいにいきてるんだ)

僕は君がいない世界に生きてるんだ