ファイター
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歌詞(問題文)
(きづいたらもうあらしのなかで)
気付いたらもう嵐の中で
(かえりみちがわからなくなっていた)
帰り道が分からなくなっていた
(きおくのにおいばかりつめた)
記憶の匂いばかり詰めた
(からっぽのかばんをぎゅっとかかえて)
空っぽの鞄を ぎゅっと抱えて
(ときをうばうあめとあらしのなかで)
時を奪う雨と嵐の中で
(みえなくなってきこえなくなってしまった)
見えなくなって 聞こえなくなってしまった
(からだだけがじどうではたらいて)
体だけが自動で働いて
(なきそうなむねをひっしでかばって)
泣きそうな胸を必死で庇って
(とまったらきえてしまいそうだから)
止まったら消えてしまいそうだから
(いたみとあわせてこころもかくして)
痛みとあわせて 心も隠して
(ふりかえったらすいこまれそうだから)
振り返ったら吸い込まれそうだから
(いまをくりかえすおくびょうなつめときば)
今を繰り返す 臆病な爪と牙
(ここにいるためだけに)
ここにいるためだけに
(いのちのぜんぶがさけんでる)
命の全部が叫んでる
(なみだでできたおもいが)
涙でできた思いが
(このこきゅうをつなぐちからになる)
この呼吸を繋ぐ力になる
(いくつもなくなったあとに)
いくつもなくなったあとに
(つよくのこった)
強く残った
(ひとつのこった)
ひとつ残った
(そのこえはながれぼしのように)
その声は流れ星のように
(つぎつぎにみみにとびこんではひかって)
次々に耳に飛び込んでは光って
(さかなのようにあつまりだして)
魚のように集まりだして
(つめたかったむねにひだまりができた)
冷たかった胸に陽だまりができた
(おーろらがひろがってるってしった)
オーロラが広がってるって知った
(ふとあしもとのむしとめがあってわらった)
ふと足もとの虫と目が合って笑った
(じぶんのじゃないあしおととあった)
自分のじゃない足音と会った
(すべてそのこえがみせてくれた)
全てその声が見せてくれた
(ふつうのふれかたをしらないから)
普通の触れ方を知らないから
(とまどっていたらふれてくれたてに)
戸惑っていたら 触れてくれた手に
(どれだけよるをくぐりぬけても)
どれだけ夜をくぐり抜けても
(ずっとさめないままのねつがみゃくをうつ)
ずっと冷めないままの熱が 脈を打つ
(きみがいるそれだけで)
君がいるそれだけで
(いのちのぜんぶがかがやく)
命の全部が輝く
(こおりついたこころに)
凍りついた心に
(そのこどうがひびきひをともす)
その鼓動が響き火を灯す
(わからないままでもそばに)
わからないままでも側に
(きみのそばにいちばんちかくに)
君の側に 一番近くに
(からっぽのかばんはからっぽで)
空っぽの鞄は空っぽで
(いとしいおもさをふやしてく)
愛しい重さを増やしてく
(おもくなるたびこわくなった)
重くなる度 怖くなった
(つぶさないようにだきしめた)
潰さないように 抱きしめた
(つかむよつかんでくれたてを)
掴むよ 掴んでくれた手を
(やみをきりさけおくびょうなつめときば)
闇を切り裂け 臆病な爪と牙
(ここにいるためだけに)
ここにいるためだけに
(いのちのぜんぶがさけんでる)
命の全部が叫んでる
(ちゃんとまもれるように)
ちゃんと守れるように
(つくられたからだでうまれたよ)
作られた体で 生まれたよ
(なみだこえたことばが)
涙超えた言葉が
(そのこどうからひびきゆうきになる)
その鼓動から 響き 勇気になる
(きみがいるそれだけで)
君がいるそれだけで
(ああまだあたたかい)
ああ まだ温かい
(いくつもなくなったあとに)
いくつもなくなったあとに
(つよくのこったひとつのこった)
強く残った ひとつ残った
(はなれないいつでもそばに)
離れない いつでも側に
(ぼくのなかにいちばんちかくに)
僕の中に 一番近くに
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