into the world

(このさきはうみへむかうしかないようで)

この先は海へ向かうしかないようで

(ちずのあるたびは)

地図のある旅は

(おわるんだとかみしめた)

終わるんだと噛み締めた

(こんなにさまよってせかいはまだおさなく)

こんなに彷徨って世界はまだ幼く

(おそれとよろこびのむこうへつづいている)

恐れと歓びの向こうへ続いている

(なにもみえないばしょまでいく)

何も見えない場所まで行く

(あたらしいたねをさがして)

新しい種を探して

(はじめてのみずを)

初めての水を

(だいちにおとすためのたびじ)

大地に落とすための旅路

(ゆめのなかへはひとりでゆくよ)

夢の中へは一人で行くよ

(だれもそばにはたてないね)

誰も側には立てないね

(ほしぞらにさしのべたてのひらに)

星空に差し伸べた手のひらに

(ちいさなひかりをともしている)

小さな光を灯している

(とおくまできたとおもえばおもうほど)

遠くまで来たと思えば思うほど

(ひとつぶのみずのかがやきにみせられて)

一粒の水の輝きに魅せられて

(しずかにせかいとひとみをあわせて)

静かに世界と瞳を合わせて

(きれいなひみつをもうひとつほどきにゆく)

奇麗な秘密をもう一つほどきに行く

(こころのなかへおりてゆくたび)

心の中へ降りて行く旅

(だからどこにもにげないよ)

だから何処にも逃げないよ

(そこしれぬあおいいずみをさぐるみずのなかで)

底知れぬ蒼い泉を探る水の中で

(あきらめたくてないてるときも)

諦めたくて泣いてる時も

(だれもそばにはたてないね)

誰も側には立てないね

(くらやみでゆびにふれたくちきに)

暗闇で指に触れた朽ち木に

(ちいさなひかりをともしてみる)

小さな光を灯してみる

(ｓｏｒｉ　ｓｔｉ　ａｒｉａ　ａｈ．．ａｈ．．)

sori sti aria ah..ah..

(まいあさきみのたびははじまる)

毎朝君の旅は始まる

(せかいのなかへとおくへ．．．．．．)

世界の中へ遠くへ......

(ａｄｉａ　ｉ．．)

adia i..

(なにもみえないばしょまでゆく)

何も見えない場所まで行く

(あたらしいたねをさがして)

新しい種を探して

(ふゆぞらにきみがめざすこずえにそだつように)

冬空に君が目指す梢に育つように

(きみにのこせることばもなくて)

君に残せる言葉もなくて

(だけどさびしくはなかったよ)

だけど寂しくはなかったよ

(あこがれのつばさをくだいてまだゆめはいざなう)

憧れの翼を砕いてまだ夢は誘う

(ちいさなひかりをともしにゆく)

小さな光を灯しに行く

(そらをあおいでむねのふかくへ)

空を仰いで胸の深くへ

(ｉｎｔｏ　ｔｈｅ　ｗｏｒｌｄ)

into the world