クウフク(starring VALSHE)

(はじまりのかねだって)

始まりの鐘だって

(みがってにかなでては)

身勝手に奏でては

(そんじゃまたね、なんて)

そんじゃまたね、なんて

(はきだされるがまま)

吐き出されるがまま

(ないてわらってわかんなくなって)

泣いて笑ってわかんなくなって

(わかったふりしてわらえなくなった)

わかったふりして笑えなくなった

(あれなにをやっていたんだ？)

あれ何をやっていたんだ？

(かたがわりのあいらぶゆーをのんだ)

肩代わりのアイラブユーを飲んだ

(あいそだってくらいつくした)

愛想だって喰らい尽くした

(まちがいだらけのきょうをつまんでいた)

間違いだらけの今日を摘んでいた

(もうどっちだっていいんだ)

もうどっちだっていいんだ

(ここをのぞんだ)

ここを望んだ

(あざわらうようにかおをあげて)

嘲笑うように顔を上げて

(あいむはんぐりー)

アイムハングリー

(だってかわいそうじゃん)

だって可哀想じゃん

(こうふくのしたあじにぼくらはあっていないの)

幸福の下味に僕らは合っていないの

(あんぐりーなんてつかれちゃうの)

アングリーなんて疲れちゃうの

(ふるこーすだってあじがしないようで)

フルコースだって味がしないようで

(こうふくかたのげんそう)

コウフク過多の幻想

(とりわけたかくしんはんとぼうそう)

取り分けた確信犯と暴走

(どこかたりないなんてまたおもってしまった)

どこか足りないなんてまた思ってしまった

(しゅうちゃくなんてしないの)

執着なんてしないの

(だけどそのあふれるほどのあいを)

だけどその溢れるほどの愛を

(わからないよ)

わからないよ

(わからないをたべつづけて)

わからないを食べ続けて

(あいむはんぐりー)

アイムハングリー

(だってかわいそうじゃん)

だって可哀想じゃん

(こうふくのすぱいすだけつみあがってゆくんだ)

幸福のスパイスだけ積みあがってゆくんだ

(れいじーきょうもかさねるまま)

レイジー今日も重ねるまま

(めいんでぃっしゅなんて)

メインディッシュなんて

(ここにはないようで)

ここには無いようで

(さーすてぃ)

サースティ

(だってかわいそうじゃん)

だって可哀想じゃん

(こうふくにふれるほどのどがかわいていくんだ)

幸福に触れるほど喉が渇いていくんだ

(れいじーきょうをかさねるなら)

レイジー饗を重ねるなら

(ふるこーすだってあじがしないから)

フルコースだって味がしないから

(はんぐりー)

ハングリー

(そうださがしてんだ)

そうだ探してんだ

(くうふくでかわいたせかいをあゆんでいくいみを)

クウフクで乾いた世界を歩んでいく意味を

(せおりーどおりみたせるような)

セオリー通り満たせるような

(ふるこーすなんてひつようないようで)

フルコースなんて必要ないようで