東京ミッドナイト

(とおくにこころうばわれ)

遠くに　心　奪われ

(うつくしくみえてたの)

美しく見えてたの

(きれいないろであざむく)

綺麗な色で欺く

(ただわるくはないよな)

ただ悪くはないよな

(とうきょうｍｉｄｎｉｇｈｔｍｉｄｎｉｇｈｔ)

東京midnight midnight

(なにもみたくないけど)

何も見たくないけど

(あいされていたいの)

愛されていたいの

(とうきょうｍｉｄｎｉｇｈｔｍｉｄｎｉｇｈｔ)

東京midnight midnight

(ひかりのなかにのみこまれていく)

光の中に　飲み込まれていく

(よるをかけだすかんじょうに)

夜を駆け出す感情に

(いみはないとしれ)

意味はないと知れ

(こよいもくるってるまよいこんでる)

今宵も狂ってる　迷い込んでる

(くだらないうそだらけのせかいで)

下らない嘘だらけの世界で

(あしたをすててゆめのなかで)

明日を捨てて　夢の中で

(おどりつづけましょう)

踊り続けましょう

(きらめいてるとびまわってる)

煌めいてる　飛び回ってる

(かわらないひびをとらえられるまで)

変わらない日々を捕らえられるまで

(ひとりだけじゃさびしくても)

一人だけじゃ寂しくても

(おもいだしてねむりにつくだけ)

思い出して眠りにつくだけ

(ちいさくあおいつぼみを)

小さく青い蕾を

(いたずらにつみとって)

イタズラに摘み取って

(あなたのすきなたばこののこりがさえ)

貴方の好きな　煙草の残り香さえ

(きえさった)

消え去った

(とうきょうｍｉｄｎｉｇｈｔｍｉｄｎｉｇｈｔ)

東京midnight midnight

(ひとりでほろよいだと)

一人でホロ酔いだと

(こいしくなってしまうの)

恋しくなってしまうの

(とうきょうｍｉｄｎｉｇｈｔｍｉｄｎｉｇｈｔ)

東京midnight midnight

(あまいことばにほだされてゆくの)

甘い言葉に絆されてゆくの

(そのばかぎりのあいじょうに)

その場限りの愛情に

(いみはないとしれ)

意味はないと知れ

(いまをほしがってるなきわめいてる)

今を欲しがってる　泣き喚いてる

(おわらないあいにおぼれてしまう)

終わらない愛に溺れてしまう

(ぬけだせずにこわれるまで)

抜け出せずに　壊れるまで

(ふりまわされてる)

振り回されてる

(とらぶってる？あつくなってる)

トラブってる？熱くなってる

(きこえないこえにまどわされたまま)

聞こえない声に惑わされたまま

(このなみだはかざりじゃなく)

この涙は飾りじゃなく

(しんじつをかくしているだけ)

真実を隠しているだけ

(わすれないでよ)

忘ないでよ

(あさがちかくなるほどむなしさだけが)

朝が近くなるほど　虚しさだけが

(てにのこりやみにのまれてゆくこと)

手に残り　闇に呑まれてゆくこと

(もうこのままおちてゆくの)

もう　このまま堕ちてゆくの

(じれったくなってる)

じれったくなってる

(だけどまってる)

だけど待ってる

(かなわないゆめにあこがれたまま)

叶わない夢に憧れたまま

(さいごのひはひとりじゃない)

最後の日は一人じゃない

(よるをむかえましょう)

夜を迎えましょう

(こよいもくるってるまよいこんでる)

今宵も狂ってる　迷い込んでる

(くだらないうそだらけのせかいで)

下らない嘘だらけの世界で

(あしたをすててゆめのなかで)

明日を捨てて　夢の中で

(おどりつづけましょう)

踊り続けましょう

(きらめいてるとびまわってる)

煌めいてる　飛び回ってる

(かわらないひびをとらえられるまで)

変わらない日々を捕らえられるまで

(ひとりだけじゃさびしくても)

一人だけじゃ寂しくても

(おもいだしてねむりにつくだけ)

思い出して眠りにつくだけ