大阪ロマネスク

(きょうもだれかがめぐりあうはるかはるかにしのまち)

今日も誰かが　めぐり逢う　遥か　遥か　西の街

(こいをするならみどうすじからはじまるのさみやびなるすとーりー)

恋をするなら　御堂筋から始まるのさ　雅(みやび)なる物語(ストーリー)

(あのひのぼくらはまよっていた)

あの日の僕らは　迷っていた

(いじとかはってさきずつけあって)

意地とかはってさ　傷つけあって

(かけだしたきみのせなかがきえたうめだえき)

かけだした君の背中が　消えた梅田駅

(このまちのことばらんぼうといったね)

この町の言葉　乱暴と言ったね

(でもぼくはかえないよすきやというから)

でも僕は　変えないよ　「好きや」と言うから

(きみをさがしてだきしめようはやくはやくおいかけて)

君を探して　抱きしめよう　早く　早く　追いかけて

(こいをするためしんさいばしにはひとがくるみやびなるすとーりー)

恋をするため　心斎橋には人が来る　雅なる物語

(なんばのていえんすきだったね)

難波の庭園　好きだったね

(ふたりではしゃいだかんらんしゃから)

二人ではしゃいだ　観覧車から

(こうべまでみえたあのひがつづくとしんじてた)

神戸まで見えたあの日が　続くと信じてた

(ぼくのこのむねはおもかげをもとめ)

僕のこの胸は　面影を求め

(だめなのかおもうけどやっぱりすきやねん)

ダメなのか　思うけど　「やっぱり好きやねん」

(きみをおいかけどこへいこうきたへみなみえびすばし)

君を追いかけ　どこへ行こう　キタへ　ミナミ戎(えびす)橋

(こいをもういちどみどうすじからはじめたいよみやびなるすとーりー)

恋をもう一度　御堂筋から始めたいよ　雅なる物語

(ふりむいたこうさてんぼくをみつめている)

振り向いた　交差点　僕を見つめている

(わすれられないきみのやさしいこえじかんがとまっていく)

忘れられない　君の優しい声　時間が止まっていく

(きょうもだれかがめぐりあうはるかはるかにしのまち)

今日も誰かが　めぐり逢う　遥か　遥か　西の街

(こいをするならみどうすじからはじまるのさみやびなるすとーりー)

恋をするなら　御堂筋から始まるのさ　雅なる物語

(きみをさがしてだきしめようすぐにすぐにおいかけて)

君を探して　抱きしめよう　すぐに　すぐに　追いかけて

(こいをするためしんさいばしにはひとがくるみやびなるすとーりー)

恋をするため　心斎橋には人が来る　雅なる物語