枯葉のステーション

(かれはがかぜにひらひらわたしのなみだのように)

枯葉が風にひらひら　私の涙のように

(かれはがかぜにひらひらこころにまいおちてくる)

枯葉が風にひらひら　心に舞い落ちてくる

(わたしひとりきりのすーてしょん)

私１人きりの　ステーション

(きゅうにあなたがいけないときゃんせるされたりょこう)

急にあなたが行けないと　キャンセルされた旅行

(とらんくのなかつめこんだよてい)

トランクの中詰め込んだ　予定

(やねからはみだしたほーむのさき)

屋根からはみ出した　ホームの先

(せんろわきまちぼうけしたじゅもく)

線路脇　待ちぼうけした　樹木

(せつなくえだにひらひらかってなあなたのせなか)

切なく枝にひらひら　勝手なあなたの背中

(せつなくえだにひらひらいとしさしがみついてる)

切なく枝にひらひら　愛しさ　しがみついてる

(ゆめをみうしなったろけーしょん)

夢を見失った　ロケ―ション

(いまにもあめがふりそうなまちをでていくれっしゃ)

今にも雨が降りそうな　街を出て行く列車

(となりのせきがあいたままはしる)

隣の席が空いたまま　走る

(くもったがらすまどつよがっても)

曇ったガラス窓　強がっても

(さみしさがおいかけてくるきおく)

寂しさが追いかけてくる　記憶

(かれはがかぜにひらひらわたしのなみだのように)

枯葉が風にひらひら　私の涙のように

(かれはがかぜにひらひらこころにまいおちてくる)

枯葉が風にひらひら　心に舞い落ちてくる

(ときがとおりすぎるすてーしょん)

時が通りすぎる　ステーション

(れなです。ずっと、まってたんですけど)

「・・・玲奈です。・・ずっと、待ってたんですけど・・・

(わたしひとりでいってきます)

私・・・一人で行ってきます」

(なぜだかはじめから)

なぜだか　初めから

(わかってたしゅうちゃくえきにひとり)

わかってた　終着駅に　一人

(せつなくえだにひらひらかってなあなたのせなか)

切なく枝にひらひら　勝手なあなたの背中

(せつなくえだにひらひらさよならるすでんのまま)

切なく枝にひらひら　サヨナラ留守電のまま

(わたしひとりきりのすてーしょん)

私一人きりの　ステーション