Refulgence

(うつろなけしき)

虚ろな景色

(くずれるさじょうのげんそう)

崩れる砂上の幻想

(ひとりえがいたまっしろなせかい)

一人描いた真っ白な世界

(すべてをうしないこおりついたじかんに)

全てを失い凍りついた時間に

(おわりをつげようしずかに)

終わりを告げよう静かに

(くうはくのはてへ)

空白の果てへ

(いつかこえをころした)

いつか声を殺した

(こごえるようにねむれぬよる)

凍えるように眠れぬ夜

(かそくしていくせんこう)

加速していく閃光

(とぎすまされ)

研ぎ澄まされ

(するどく)

鋭く

(さいごいろどりしいろは)

最期彩りし色は

(せつなにちるついのびがく)

刹那に散る終の美学

(あざやかに)

鮮やかに

(いろあせぬはなをえがいて)

"色褪せぬ華"を描いて……

(かれゆくときに)

枯れゆく刻に

(とびかうむすうのげんえい)

飛び交う無数の幻影

(きょじつまじった)

虚実混じった

(とざされたせかい)

閉ざされた世界

(すべてがこのてをかすめすぎてくように)

全てがこの手を掠め過ぎてくように

(ねがいはかなわずきえゆく)

願いは叶わず消えゆく

(しゅうえんのはてへ)

終焉の果てへ

(いつかそらをなくした)

いつか空を失くした

(ほこりだけをちにのこして)

誇りだけを地に残して

(それはけだかいざんこう)

それは気高い残光

(かがやきはａｈゆるがず)

輝きはah...揺るがず

(さいごいろどりしおとは)

最期彩りし音は

(おくさずちるゆうびなｂｅｔｅｐ)

臆さず散る優美な風(BeTep)

(みたされた)

満たされた

(いろあせぬおもいをのせて)

"色褪せぬ想い"を乗せて……

(くちはてほろびゆくはかないさじょうのげんそう)

朽ち果て滅びゆく儚い砂上の幻想

(いまつぐないのことばをかたちなしてきざめ)

今償いの言葉を形為して刻め

(かれたこのばしょにまいぼつを)

枯れたこの場所に埋没を

(だかれるように)

抱かれるように

(ねむろう)

眠ろう

(とぎれたこきゅうはかげりさえもうつして)

途切れた呼吸は翳りさえも映して

(おわりをかなでるたしかな)

終わりを奏でる確かな

(せいへのかんしょう)

生への干渉

(ほろびのかぜがほおをないで)

滅びの風が頬を凪いで

(いつかこえをころした)

いつか声を殺した

(こごえるようにねむれぬよる)

凍えるように眠れぬ夜

(かそくしていくせんこう)

加速していく閃光

(とぎすまされ)

研ぎ澄まされ

(するどく)

鋭く

(さいごにみわたすふうけいには)

最期に見渡す風景には

(けがれないついのｒｅｆｕｌｇｅｎｃｅ)

穢れ無い終のRefulgence

(あざやかに)

鮮やかに

(いろあせぬはなをえがいて)

"色褪せぬ華"を描いて……