星降る奇跡／楽結

(きみとあるいたほしふるみち)

君と歩いた星降る道

(ゆらぐそのてはにぎれなくて)

揺らぐその手は握れなくて

(いつかこのうたがさくまでは)

いつかこの歌が咲くまでは

(わたしのおもいはむねにひめた)

私の想いは胸に秘めた

(ほうかごのきょうしつでうちあけたゆめたち)

放課後の教室で打ち明けた夢たち

(きみはまっすぐなめでうけとめてくれた)

君は真っ直ぐな目で受け止めてくれた

(しんじてくれることがこんなにもゆうきになる)

信じてくれることがこんなにも勇気になる

(めざしたばしょであいをつげよう)

目指した場所で愛を告げよう

(さよならのいみさえとどかないように)

さよならの意味さえ届かないように

(ずっとえがおでそばにいれば)

ずっと笑顔でそばにいれば

(このおもいはすべてはたされるかな)

この想いは全て果たされるかな

(そんなあしたをゆめにえがく)

そんな明日を夢に描く

(いまひとつのねがいがよぞらをかけた)

今一つの願いが夜空を駆けた

(きおくとおざかるけんそうのなか)

記憶遠ざかる喧騒の中

(ぼくはみちしるべにせかされて)

僕は道標に急かされて

(あのひとまったとけいのはりを)

あの日止まった時計の針を

(いまもういちどだけすすめるよ)

今もう一度だけ進めるよ

(きみがいるそれだけでこんなにもしあわせだ)

君がいるそれだけでこんなにも幸せだ

(「ありがとう」のこえなぜかせつない)

「ありがとう」の声なぜか切ない

(めばえたあいのなかなみだをながす)

芽生えた愛の中涙を流す

(ずっとちかくでささえてくれた)

ずっと近くで支えてくれた

(うまれかわったこころなくさないように)

生まれ変わった心無くさないように

(ながいねがいとあゆみだそう)

長い願いと歩みだそう

(ひとりさきつづけたばしょむかえにゆくよ)

一人咲き続けた場所迎えにゆくよ

(すこしねぼけた「ひさしぶり」に)

少し寝ぼけた「久しぶり」に

(ぼくはえみをこぼす)

僕は笑みをこぼす

(あのひのゆめとぎれたぺーじつないで)

あの日の夢途切れたページ繋いで

(まばゆいそらへかけだす)

眩い空へ駆け出す

(ながれだしたきせつまうはなびらに)

流れ出した季節舞う花びらに

(あわいねがいがいろどられた)

淡い願いが彩られた

(このさきのみらいにてとてかさねて)

この先の未来に手と手重ねて

(ながいおもいでをときはなつ)

長い想い出を解き放つ

(ふたりであえたきせきはきえないからずっと)

ふたり出会えた奇跡は消えないから ずっと