またあした feat. 可不

(ふたりかえりみち)

ふたり帰り道

(まいにちとおるみなれたけしきにあいにきた)

毎日通る見慣れた景色に会いにきた

(ちょっとよりみちしようよ)

ちょっと寄り道しようよ

(そういればきのうのしゅくだいはもうやった？)

そういれば昨日の　宿題はもうやった？

(てかささむくない？どうやら)

てかさ　寒くない？　どうやら

(こんやゆきふるってほんとうかな？)

今夜雪降るって　本当かな？

(とかなんとかいってるあいだに)

とかなんとか言ってる間に

(５じのちゃいむなったしおうちにかえる？)

5時のチャイム鳴ったしおうちに帰る？

(やだなでもさしかたないけどさ)

やだな　でもさ　仕方ない　けどさ

(きょうはもうすこしだけここにいたいな)

今日はもう少しだけここにいたいな

(ってうそごめんなんのはなしだったっけ？)

ってうそごめん　何の話だったっけ？

(だんだんくらくなってきちゃったね)

だんだん暗くなってきちゃったね

(よいこはおうちにかえりましょう)

よいこはおうちに帰りましょう

(じゃあよいこじゃないならなにになんの？)

じゃあよいこじゃないなら何になんの？

(そんなかえりたくないいいわけすら)

そんな帰りたくない言い訳すら

(あわくきえてったゆうやけそら)

淡く消えてった夕焼け空

(それじゃまたねおわかれだね)

それじゃまたね　おわかれだね

(はなればなれになれば)

離れ離れになれば

(がまんしなきゃあふれてしまいそうな)

我慢しなきゃ溢れてしまいそうな

(きもちむねにそっとしまいこんだ)

気持ち　胸に　そっとしまいこんだ

(さえぎったきみのこたえおかえりってこえがきこえてる)

遮った君の答え　おかえりって声が聞こえてる

(まだもっとはなしたいな)

まだもっと話したいな

(でもばいばい)

でもバイバイ

(つづきはまたあした)

つづきはまたあした

(ひとりあるくかえりみち)

ひとり歩く帰り道

(いそぎあしでぎこちない)

急ぎ足でぎこちない

(ふりだしたゆきにつきがちらばった)

降り出した雪に月が散らばった

(すぎさったおもいでがゆきかった)

過ぎ去った思い出が行き交った

(とおくへいってしまうきみ)

遠くへ行ってしまう君

(もうくりかえされないひび)

もう繰り返されない日々

(いつかのこうえんいつかのばすてい)

いつかの公園　いつかのバス停

(いつかわすれてしまわないように)

いつか忘れてしまわないように

(わらえたことさらけだせたこと)

笑えたこと　さらけ出せたこと

(かさねたじかんほどかんじるこどく)

重ねた時間ほど　感じる孤独

(でも「きっとまたあえる」)

でも「きっとまた会える」

(そのことばこころもとない)

その言葉　心もとない

(しんじていいのかな？)

信じていいのかな？

(あのひずっとひとりでうつむいてた)

あの日ずっとひとりでうつむいてた

(じぶんにはじめてこえをかけてくれた)

自分に初めて声をかけてくれた

(そのやさしさがうれしかった)

そのやさしさが嬉しかった

(きみのいるあしたがすきだった)

君のいる明日が好きだった

(それじゃまたねおわかれだね)

それじゃまたね　おわかれだね

(はなればなれになれば)

離れ離れになれば

(がまんしなきゃあふれてしまいそうな)

我慢しなきゃ溢れてしまいそうな

(きもちむねにそっとしまいこんだ)

気持ち　胸に　そっとしまいこんだ

(さえぎったきみのこたえ)

さえぎった君の答え

(おかえりってこえがきこえてる)

おかえりって声が聞こえてる

(まだもっとはなしたいな)

まだもっと話したいな

(でもばいばいつづきはまたあした)

でもバイバイ　つづきはまたあした

(それじゃまたねおわかれだね)

それじゃまたね　おわかれだね

(はなればなれになれば)

離れ離れになれば

(むねがおしつぶされてしまいそうな)

胸が押しつぶされてしまいそうな

(ほどにおもいふりつもるそら)

ほどに　想い　降り積もる空

(こんどはちからになれるように)

今度は力になれるように

(もっとあしたがはれるように)

もっと明日が晴れるように

(さいごのことば)

最後の言葉

(みつからなかった)

見つからなかった

(じゃあね)

じゃあね

(つつぎはいつかまた)

つつぎはいつかまた