if

(”どんなきみもぼくはうけいれる。ぼくはきみを．．．えらんだから”)

”どんな君も僕は受け入れる。僕は君を...選んだから”

(ふたをしたそのままでふくらんだおもいは)

蓋をしたそのままで　膨らんだ想いは

(ためいきとともにうかんでそらにきえた)

溜息と供に浮かんで　空に消えた

(いまどこでなにしてるかなきみをさがしてるひび)

今何処で何してるかな　君を探してる日々

(こたえなどみつからぬままきょうがすぎる)

答えなど見つからぬまま　今日が過ぎる

(このまちにあたらしいかぜがいまふきぬけていく)

この街に新しい風が　今吹き抜けていく

(むくわれぬねがいはゆきばをうしなうだけ)

報われぬ願いは　行き場を失うだけ

(そのこえをよこがおをいまだきしめられたなら)

その声を横顔を　今抱きしめられたなら

(「あいしてる」かぜにのることばきっととどかない)

「愛してる」風に乗る言葉　きっと届かない

(このまちでときをこえぼくはきみをえらんだから)

この街で　時を越え　僕は君を選んだから

(あたらしいこのきせつもっとよりそってさあるけたなら)

新しい　この季節もっと　寄り添ってさ　歩けたなら

(なかまといるときにしかかおあわせないきみ)

仲間といる時にしか　顔合わせない君

(このおもいぶつけたのならなんていうかな)

この想いぶつけたのなら　何て言うかな

(つかもうとするうでをふわりまたすりぬけていく)

掴もうとする腕をふわり　またすり抜けていく

(きえのこるかおりにりせいをうばわれていく)

消え残る香りに　理性を奪われていく

(このこいはどこまでもこのむねだけあつくする)

この恋は　どこまでも　この胸だけ　熱くする

(「はなさない」ことばよりつよくきみをだきしめたい)

「離さない」言葉より　強く　君を抱きしめたい

(このまちでときをこえぼくはきみをえらんだから)

この街で　時を越え　僕は君を選んだから

(とどけたいこのきもちきっとそうねがってそらみあげた)

届けたい　この気持ちきっと　そう願って　空見上げた

(そのこえをよこがおをいまだきしめられたなら)

その声を　横顔を　今抱きしめられたなら

(「あいしてる」かぜにのることばきっととどかない)

「愛してる」風に乗る言葉　きっと届かない

(わらいがおなきがおもどんなきみもうけいれるから)

笑い顔　泣き顔も　どんな君も　受け入れるから

(いまはまだこのきょりをそっとこわさぬようにみまもるだけ)

今はまだ　この距離をそっと　壊さぬように　見守るだけ