四畳半神話大系 名セリフ
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問題文
(こいにこいするおとこたちの、わけへだてないぶきみさよ!)
恋に恋する男たちの、分けへだてない不気味さよ!
(くうひされるべきせいしゅんはじょうせきどおりにくうひされた。)
空費されるべき青春は定石通りに空費された。
(しょくん、いろんがあるか。あればことごとくきゃっかだ。)
諸君、異論があるか。あればことごとく却下だ。
(いままでのじんせいでよんできたほんをすべてじゅんにほんだなにならべてみたい)
今までの人生で読んできた本をすべて順に本棚にならべてみたい
(じょうじゅしたこいほどかたるにあたいしないことはない)
成就した恋ほど語るに値しないことはない
(ひょうめんしかみずにはやがてんしてひとをさげすむのはあまりにもったいない)
表面しか見ずに早合点して人を蔑むのはあまりにもったいない
(ぼくはあなたをぜんりょくでだめにします)
僕は貴方を全力で駄目にします
(せけんのめをきにしてしんねんをおりまげるんですか!?)
世間の目を気にして信念を折り曲げるんですか!?
(われわれというそんざいをきていするのは、われわれがもつかのうせいではなくわれわれがもつふかのうせい)
我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく我々がもつ不可能性
(よのなかはばらいろではない。じつにざったないろをしている)
世の中はバラ色ではない。実に雑多な色をしている
(かりはいいからやくそくをはたしてください)
借りはいいから約束を果たしてください
(なぜだかわたしはずっとそのひとことをまっていたようなきがします)
何故だか私はずっとその一言を待っていたような気がします
(おおきなかすてらをひとりできりわけてたべるというのはこどくのきょくちですからね)
大きなカステラを一人で切り分けて食べるというのは孤独の極地ですからね
(われわれはうんめいのくろいいとでむすばれているというわけです)
我々は運命の黒い糸で結ばれているというわけです
(それがおづとわたしのふぁーすとこんたくとでありわーすとこんたくとでもあった。)
それが小津と私のファーストコンタクトでありワーストコンタクトでもあった。
(むにゅっとしてました、むにゅっとしてました)
むにゅっとしてました、むにゅっとしてました
(すもーるわーるどね)
スモールワールドね
(ふもうとおもわれたにちじょうはなんとほうじょうなせかいだったのか。)
不毛と思われた日常はなんと豊穣な世界だったのか。
(これはわたしがえらんだじんせい。わたしがのぞんだけっかである。)
これは私が選んだ人生。私が望んだ結果である。
(ありもしないものばかりゆめみてじぶんのあしもとさえみてなかったのだ。)
ありもしないものばかり夢見て自分の足元さえ見てなかったのだ。
(わたしはいったいなにをしていたのか。わたしはせかいをあじわうすべをしらなかった。)
私は一体何をしていたのか。私は世界を味わう術を知らなかった。
(ぼくなりのあいです)
僕なりの愛です
(がくえんさいとはせいしゅんのおしうりたたきうり、いわばせいしゅんやみいちなり)
学園祭とは青春の押し売り叩き売り、いわば青春闇市なり
(こうきはいつでもあなたのめのまえにぶらさがってございます)
好機は何時でもあなたの目の前にぶらさがってございます
(おどろきのあまりわたしはもちぐまをつよくにぎりしめた。)
驚きのあまり私はもちぐまを強く握りしめた。
(せきにんしゃにといただすひつようがある。せきにんしゃはどこか。)
責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。
(じんせいのしゅっぱつてんともしゅうちゃくてんともやゆされるむすびのちぎりをかわしたというではないか)
人生の出発点とも終着点とも揶揄される結びの契りを交わしたと言うではないか
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