夜に華咲くお願いサマー！～幻想エアリー～

(ひゅるりらゆうぐれちかく)

ひゅるりら夕暮れ近く

(よんでるまつりばやし)

呼んでる祭囃子

(うかれるひとごみにまぎれ)

浮かれる人ごみに紛れ

(こばしりはやくはやく)

小走り早く早く

(とおりにずらりならんだ)

通りにずらり並んだ

(よみせのよびこむこえ)

夜店の呼び込む声

(もうすぐであえるはずさ)

もうすぐ出会えるはずさ

(こいこいどきどきさまーさま)

コイコイドキドキサマー様

(こんやきみをさそいたいよ)

今夜君を誘いたいよ

(ゆかたすがたまぶしすぎて)

浴衣姿眩しすぎて

(うなじおくれげ)

うなじ後れ毛

(においたつなつのかおり)

匂い立つ夏の薫り

(くらりくらりくらりくらり)

くらりくらりくらりくらり

(きみをだきよせて)

君を抱き寄せて

(どかん！でかいたいりんのはな)

どかん！でかい大輪の華

(ばっくふらっしゅふたりのかげが)

バックフラッシュ二人の影が

(ぼくをみつめるうるんだひとみに)

僕を見つめる潤んだ瞳に

(はじけるはなびちらばって)

はじける花火散らばって

(めをとじたらきえてゆく)

目を閉じたら消えてゆく

(からからげたがなったら)

カラカラ下駄が鳴ったら

(ぼくのてはなさないで)

僕の手離さないで

(たこやききんぎょすくいに)

たこ焼き金魚すくいに

(わたがしみとれるきみ)

綿菓子見とれる君

(ほらほらよそみしてたら)

ほらほらよそ見してたら

(つまづいてころぶよ)

つまづいて転ぶよ

(あぶない！かたをだきとめ)

危ない！肩を抱きとめ

(こいこいばくばくまじすんぜん)

コイコイ爆爆マジ寸前

(まつりのよるはしょうぶどき)

祭りの夜は勝負時

(じんべいむなもとはだけて)

甚平胸元はだけて

(あせばむからだ)

汗ばむ身体

(たちのぼるなつのねっき)

立ち上る夏の熱気

(ゆらりゆらりゆらりゆらり)

ゆらりゆらりゆらりゆらり

(あやしくゆらめく)

怪しく揺らめく

(どかん！せまるはなびのあめに)

どかん！迫る花火の雨に

(おもわずこえあげててをのばした)

思わず声上げて手を伸ばした

(そんなしぐさきみがいとしい)

そんな仕草君が愛しい

(むちゅうでよぞらみあげてる)

夢中で夜空見上げてる

(うしろからぎゅっとだいて)

後ろからぎゅっと抱いて

(どかん！せまるはなびのあめに)

どかん！迫る花火の雨に

(おもわずこえあげててをのばした)

思わず声上げて手を伸ばした

(そんなしぐさきみがいとしい)

そんな仕草君が愛しい

(むちゅうでよぞらみあげてる)

夢中で夜空見上げてる

(どかん！でかいたいりんのはな)

どかん！でかい大輪の華

(ばっくふらっしゅふたりのかげが)

バックフラッシュ二人の影が

(ぼくをみつめるうるんだひとみに)

僕を見つめる潤んだ瞳に

(はじけるはなびちらばって)

はじける花火散らばって

(めをとじたらきえてゆく)

目を閉じたら消えてゆく