三国駅/aiko

(もしもあなたがいなくなったら)

もしもあなたがいなくなったら

(あたしはどうなってしまうだろう)

あたしはどうなってしまうだろう？

(もちあがらないくらいに)

持ち上がらない位に

(くびをもたげてなくのかなぁ)

首をもたげて泣くのかなぁ

(さむさにこらえきれずにぬくもりもとめたさきに)

寒さに堪えきれずに　温もり求めた先に

(あなたのゆびとうでがある)

あなたの指と腕がある

(それでいいそれだけでいい)

それでいい　それだけでいい

(まいにちがきのうのようだったのに)

毎日が昨日のようだったのに

(なにをあせっていたの)

何を焦っていたの？

(かわらないまちなみあそこのぼーりんぐじょう)

変わらない町並み　あそこのボーリング場

(あせっていたのはじぶんで)

焦っていたのは自分で

(につまってみたりこわがってみたり)

煮詰まってみたり　怖がってみたり

(つないだてをはなしたくない)

繋いだ手を離したくない

(くるしいときはたすけてあげる)

「苦しいときは助けてあげる

(だからあんしんしなさい)

だから安心しなさい」

(じゆうにまうこえがする)

自由に舞う　声がする

(それでいいそれだけでいい)

それでいい　それだけでいい

(いきをすおうとするいし)

息を吸おうとする意志

(まっすぐにあなたをみつめるため)

真っ直ぐに　あなたを見つめる為

(そだってくちいさなこころをみおとさないでね)

育ってく小さな心を見落とさないでね

(すこしならこぼしていいけど)

少しならこぼしていいけど

(すかーとゆれるひかりのなかの)

スカート揺れる光の中の

(あのひにけっしてはじないように)

あの日に決して恥じない様に

(かわらないまちなみあそこのぼーりんぐじょう)

変わらない町並み　あそこのボーリング場

(あせっていたのはじぶんで)

焦っていたのは自分で

(につまってみたりこわがってみたり)

煮詰まってみたり　怖がってみたり

(つないだてをはなしたくない)

繋いだ手を離したくない

(ゆびおりかぞえた)

指折り数えた

(めぶいたひびとふたりのかえりみち)

芽吹いた日々と二人の　帰り道