遥か遠い空の声

(はるかとおいそらなにかきこえてきた)

遥か遠い空　何か聞こえてきた

(こっちにおいでよきこえなくもないけど)

｢こっちにおいでよ｣　聞こえなくもないけど

(みみをすましてみただれかがよんでいた)

耳を澄ましてみた　誰かが呼んでいた

(きいたことないとうめいなこえだった)

聞いたことない　透明な声だった

(くろもしろもうらはらぐちゃぐちゃなせかいで)

黒も白も裏腹　ぐちゃぐちゃな世界で

(なにかしんじたいならいっそこのゆびにとまれ)

何か信じたいならいっそこの指にとまれ

(たしかなものなんてないけど)

｢確かなもの｣なんてないけど

(すこしでもしんじつをみたいから)

少しでも真実を見たいから

(いっしゅんのいまをきりとるだけ)

一瞬の｢今｣を切り取るだけ

(よろこびもかなしみもしんじつを)

喜びも　悲しみも　真実を

(いつかとおいそらかみにかきなぐった)

いつか遠い空　紙に書き殴った

(あおききおくのなんてことないこと)

蒼き記憶の　なんてことないこと

(きっとはじまりはそんなささいなこと)

きっとはじまりは　そんな些細なこと

(つたえたいことたくさんあるから)

伝えたいこと　沢山あるから

(はれのちくもりのちあめみたいなせかいで)

晴れのち曇りのち雨みたいな世界で

(どうけもよしそれならいっそせかいじゅうまわせ)

道化も良し　それならいっそ世界中回せ

(なくしたものなんてないけど)

｢失くしたもの｣なんてないけど

(すこしずつきおくからきえていく)

少しずつ記憶から消えていく

(だからこそのこしていくふぉとぐらふ)

だからこそ残していくフォトグラフ

(やさしさもせつなさもいつまでも)

優しさも　切なさも　いつまでも

(なにがまるでなにがばつってだれがどこでどうやってきめるの)

何が○で何が×って　誰が何処でどうやって決めるの？

(かざみどりはかぜまかせ)

風見鶏は風任せ

(とおくできこえるこえいつまでもこのままでいたいから)

遠くで聞こえる声　いつまでもこのままでいたいから

(たしかなものなんてないけど)

｢確かなもの｣なんてないけど

(すこしでもしんじつをみたいから)

少しでも真実をみたいから

(いっしゅんのいまをきりとるだけ)

一瞬の｢今｣を切り取るだけ

(よろこびもかなしみもしんじつを)

喜びも　悲しみも　真実を

(やさしさもせつなさもいつまでも)

優しさも　切なさも　いつまでも