雨唄

(やさしいふりしてことばならべても)

優しいフリして　言葉ならべても

(かわったしぐさとたいどできづくよ)

変わった仕草と　態度で気付くよ…

(きみがかわったのわたしがわるいの)

君が　変わったの？　私が　悪いの？

(なぜかっておもってももうとどかないって)

なぜか？って思っても　もう届かないって

(きづいてないていたの)

気付いて　泣いていたの

(このあめとおなじこころもよう)

この雨と同じ　心模様

(どうしてももどれないの)

どうしても　戻れないの

(しんじたくなくてもどしたくて)

信じたくなくて　戻したくて…

(ふたりですごしたこのあめのひは)

二人で過ごしたこの雨の日は

(かさのしたでちかづくこいのとき)

傘の下で近づく恋の瞬間

(ふたりがはなれたこのあめのひは)

二人が離れたこの雨の日は

(ずっとかなしくふりつづくわたしのなみだ)

ずっと悲しく降り続く　私の涙

(わたしのそばにきみがいなくて)

私の　そばに　君が　いなくて

(さむくさびしいこのそらのようです)

寒く　淋しい　この空のようです

(ひとりへやにいると)

一人　部屋にいると

(おもいあふれるえがおのひび)

思いあふれる　笑顔の日々…

(わすれたいっておもっていても)

忘れたいって　思っていても

(わすれられずにあめふり)

忘れられずに　雨降り

(ふたりがすごしたこのあめのひは)

二人が過ごしたこの雨の日は

(かたよせあるいてしあわせでした)

片寄せ　歩いて　幸せでした

(ふたりがはなれたこのあめのひは)

二人が離れたこの雨の日は

(ずっとひとりたちつくすかさもささずに)

ずっと一人　立ち尽くす　傘もささずに

(またなみだをこぼさないために)

また涙をこぼさないために

(ぼやけたそらをみあげた)

ぼやけた空を見上げた

(さけびそうなおもいのかけらを)

叫びそうな　想いのかけらを

(のみこんでみたけど)

飲み込んでみたけど

(きおくのなかでわらうきみ)

記憶の中で　笑う君

(ぼやけずにうつってみえるし)

ぼやけずに映って見えるし

(そらからおちてきたなみだが)

空から落ちてきた涙が

(わたしのなみだとまざる)

私の涙と交ざる

(ふたりですごしたおもいでたちが)

二人で過ごした思い出たちが

(ひとつふたつおしよせる)

ひとつ　ふたつ　押し寄せる

(いつまでもふたりですごせたらと)

いつまでも　二人で過ごせたらと

(ずっとしんじてほしかったしんじたかった)

ずっと信じて欲しかった　信じたかった

(ふたりですごしたこのあめのひよ)

二人で過ごしたこの雨の日よ

(かなしみさえぜんぶながしてほしい)

悲しみさえ全部　流してほしい

(ふたりがはなれたこのあめのひは)

二人が離れたこの雨の日は

(ずっとかなしくふりつづくわたしのなみだ)

ずっと悲しく降り続く　私の涙

(いつかやむならばぬぐってよわたしのあめを)

いつか止むならば　拭ってよ　私の雨を