最後のサクラ

(つよがりじゃないあうまえからわかってたんだきょうでおわりと)

強がりじゃない・・・会う前から　分かってたんだ今日で終わりと

(どんなこいもこのこいよりつらくないってきみがいう)

「どんな恋もこの恋よりツラくない」ってキミが言う

(うそばかりかさねたからぼくはきみにもうえらぶうそがのこっていないよ)

嘘ばかり重ねたから僕はキミに　もう　選ぶ嘘が残っていないよ

(じぶんがやになるくらいになさけないくらいにまだきみがすきでも)

自分が嫌になるくらいに　情けないくらいにまだキミが好きでも

(さいごのさくらがはらはらふたりをへだてるようにふりやまない)

最後のサクラがハラハラ　二人を隔てるように降りやまない

(あえないひをかぞえるのがおおくなってたあえるひよりも)

会えない日を数えるのが　多くなってた会える日よりも

(いいわけさえしないぼくにせなかをむけてないてたね)

言い訳さえしない僕に　背中を向けて泣いてたね

(ふくらみはじめたみらいふきとばしてただきずだらけのゆめをみせたよ)

膨らみ始めた未来吹き飛ばして　ただ　傷だらけの夢を見せたよ

(かなしみよりもっとかなしいきりがないこどくをしりすぎてたきみは)

悲しみよりもっと悲しい　きりがない孤独を知りすぎてたキミは

(さくらのあめにだまりこむさよならどっちがさきにきりだすんだろう？)

サクラの雨に黙り込む　「さよなら」どっちが先に切り出すんだろう？

(よるのそらにひかるさくらはきれいすぎてすこしだけこわくなる)

「夜の空に光るサクラは　綺麗すぎて　少しだけ怖くなる」

(きみはふいにそういいながらさくらをみあげてる)

キミは不意にそういいながら　サクラを見上げてる

(じぶんがやになるくらいになさけないくらいにまだきみがすきでも)

自分が嫌になるくらいに　情けないくらいにまだキミが好きでも

(さいごのさくらがはらはらふたりをへだてるようにふりやまない)

最後のサクラがハラハラ　二人を隔てるように降りやまない

(かなしみよりもっとかなしいきりがないこどくをしりすぎてたきみは)

悲しみよりもっと悲しい　きりがない孤独を知りすぎてたキミは

(さくらのあめにだまりこむさよならどっちがさきにきりだすんだろう？)

サクラの雨に黙り込む　「さよなら」どっちが先に切り出すんだろう？