深紅の花　KinKi Kids

(かわききったこころにひろがるさばく)

渇ききった　心に広がる砂漠

(あてもなくぼくはさまよいつづけてた)

あてもなく　僕は彷徨い続けてた

(ほしとつきをよむこどくなたび)

星と月を読む　孤独な旅

(いちびょうのみちはいちびょうごにはかこ)

一秒の未知は　一秒後には過去

(あいがおわりひとりきりきづいたあいのいみ)

愛が終わり　ひとりきり気づいた愛の意味

(きみおもうきもちはげっこうに)

君想う　気持ちは　月光に

(うかんでさいたしんくのはな)

浮かんで咲いた　深紅の花

(からさぬようわすれぬように)

枯らさぬよう　忘れぬように

(もしもいのりがとどくのなら)

もしも祈りが　届くのなら

(このてでまもるしんくのはな)

この手で守る　深紅の花

(このよがほろびようともかわりはしない)

この世が滅びようとも　変わりはしない

(いろあせたあいをうるおすおあしす)

色褪せた　愛を潤すオアシス

(いつかみたゆめはここにはないんだね)

いつか見た　夢はここにはないんだね

(ほしとつきをよみさがしもとめ)

星と月を読み　探し求め

(みちさえないみちはどこへむかうのだろう)

道さえない道は　どこへ向かうのだろう

(かぜがはこんだかおりにさそわれじゃこういろ)

風が運んだ　香りに誘われ麝香色

(きみおもうきもちはげっこうに)

君想う　気持ちは　月光に

(うかんでさいたしんくのはな)

浮かんで咲いた　深紅の花

(からさぬようわすれぬように)

枯らさぬよう　忘れぬように

(これはうたかたのゆめなのか)

これは泡沫の夢なのか

(みずべのかげはしんくのはな)

水辺の影は　深紅の花

(じかんとほしのきせきまんげきょうのよう)

時間と星の奇跡　万華鏡のよう

(つきよにゆれてるしんきろう)

月夜に揺れてる　蜃気楼

(きみおもうすがたがげっこうに)

君憶う姿が　月光に

(うかんでさいたしんくのはな)

浮かんで咲いた　深紅の花

(かけよったいきをきらして)

駆けよった　息を切らして

(みおぼえあるきゃしゃなよこがお)

見覚えある　華奢な横顔

(みぎてをのばしたそのしゅんかん)

右手を伸ばした　その瞬間

(おともなくちってきえたしんくのはな)

音もなく　散って消えた　深紅の花