Wake

(くたくたになったしゃつを)

クタクタになったシャツを

(まるめてしまいこんだ)

丸めて仕舞い込んだ

(たんすがあふれてくように)

タンスが溢れてくように

(しまらないまいにちは)

締まらない毎日は

(がらくたになったはずの)

ガラクタになったはずの

(あのゆがんだきょくせんと)

あの歪んだ曲線と

(きょうもぼくをあざわらうのだろう)

今日も僕を嘲笑うのだろう

(わすれようきみとのきょうまでは)

忘れよう君との今日までは

(おもいださないようにてをふったんだ)

思い出さないように手を振ったんだ

(ばいばい)

バイバイ

(きみがいなくなってはじめて)

君が居なくなって初めて

(きがつくのさほら、もうおそいだろう)

気が付くのさ　ほら、もう遅いだろう

(つたえたいことがつみかさなって)

伝えたい事が積み重なって

(はなれたこうかいだけがのこった)

離れた後悔だけが残った

(ただいまってなんだっけ)

ただいまってなんだっけ

(１りぼっちになってふとおもう)

１人ぼっちになってふと思う

(きょうもきみはいないなぁ)

今日も君はいないなぁ

(きがつけばにちじょうが)

気がつけば日常が

(おもいでになっていた)

思い出になっていた

(みわたせばへやにはもう)

見渡せば部屋にはもう

(きみとのきおくばっかりでした)

君との記憶ばっかりでした

(あそこでおこったのは)

あそこで怒ったのは

(ちがったかな)

違ったかな

(いまさらおそいけれど)

いまさら遅いけれど

(きみからもらったものがまだ)

君から貰った物がまだ

(いばしょをさがしているみたいだ)

居場所を探しているみたいだ

(それならこのおもいとあわせて)

それならこの思いと合わせて

(ついでにみえないようにぽいしちゃえば)

ついでに見えないようにポイしちゃえば

(いいんじゃない？)

良いんじゃない？

(うしなうべきだったのはね)

失うべきだったのはね

(きみじゃなくて)

君じゃなくて

(つまらないぼくのぷらいど)

つまらない僕のプライド

(そんなことはわかってるんだよ)

そんな事は分かってるんだよ

(わかっているんだよくやしいけれど)

分かっているんだよ悔しいけれど

(きみはにどとここにはもどらないんだろう)

君は二度とここには戻らないんだろう

(さいごまできみのせいにしたぼくのせいか)

最後まで君のせいにした僕のせいか

(ひびのいらだちおしつけて)

日々の苛立ち押し付けて

(わがごとだなにあげていった)

我がごと棚に上げて言った

(「そうはいうけどきみだってさぁ」)

「そうは言うけど君だってさぁ」

(なくしたものをとりもどすのは)

無くしたものを取り戻すのは

(あらたなものてにいれるよりむずかしいね)

新たなもの手に入れるより難しいね

(しかたないだろだってきみがまた)

仕方ないだろだって君がまた

(いいわけだらけでばかみたいね)

言い訳だらけでバカみたいね

(なんていうから)

なんて言うから

(「だって」ばいばい)

「だって」バイバイ