夢のような｜佐伯ユウスケ

(ゆめのようなはなしでいい)

夢のような　話でいい

(もういちどきかせて)

もう一度　聴かせて

(きのうがおわるならきょうもおわる)

昨日が終わるなら　今日も終わる

(そんなだれかがきめたるーる)

そんな誰かが決めたルール

(１００おくねんでもいちにちとすれば)

100億年でも"一日"とすれば

(すぐにたどりつけそうでしょ)

すぐに辿り着けそうでしょ？

(ときがながれたってかわらないもんがあんだ)

時が流れたって　変わらないもんがあんだ

(それだけはすたれない)

それだけは廃れない

(ゆめのようなはなしでいい)

夢のような　話でいい

(しらないよりしかたないよりげんじつてきだ)

"知らない"より"仕方ない"より　現実的だ

(ほらもういちどこえをきかせて)

ほらもう一度　声を聴かせて

(そのおもいはいつまでも)

その想いは　いつまでも

(きみをまっている)

君を待っている

(きのうがさなんどでもさ)

昨日がさ　何度でもさ

(やってくるっていうんじゃないけど)

やって来るっていうんじゃないけど

(ｅｖｅｒｙｄａｙｉｔｓｙｏｕｒｂｉｒｔｈｄａｙ)

Everyday, It's your birthday

(あしたをひていしないで)

明日を否定しないで

(むくわれないのはだれのせいだと)

報われないのは　誰のせいだ？と

(どりょくのこうていりゆうをさがす)

努力の肯定理由を探す

(かわらないものにだけ)

変わらないものにだけ

(すがってちゃだめってこった)

縋ってちゃダメってこった

(めのまえをみてごらん)

目の前を見てご覧

(うんめいのようなつもりでいい)

運命のような　つもりでいい

(まちがいよりそのこたえよりそのさきをみて)

間違いより　その答えより　その先を見て

(とべないとりもそらをあおぎ)

飛べない鳥も　空を仰ぎ

(つよくしなやかに)

強く　しなやかに

(はねをひろげてる)

羽を広げてる

(むねのいたみこんなはずじゃなかった)

胸の痛み　「こんなはずじゃなかった」

(あぁあぁじぶんにはなしながら)

あぁ　あぁ　自分に話しながら

(あきらめたってのかどうかたしかめるってのもどうか)

諦めたってのかどうか　確かめるってのもどうか

(あぁあぁそんないまにおびえている)

あぁ　あぁ　そんな今に怯えている

(こころがまよっていたって)

心が迷っていたって

(そのいしはくだけない)

その意思は砕けない

(ゆめをまだみていたい)

夢をまだ　見ていたい

(いつわるよりあげつらうよりじゅんすいなゆめを)

偽るより　論うより　純粋な夢を

(いまほんとうのこえをきかせて)

今　本当の　声を聞かせて

(そうすればきっととどくはずだから)

そうすればきっと　届くはずだから

(ゆめのようなはなしでいい)

夢のような　話でいい

(しらないよりしかたないよりずっとすてきだ)

"知らない"より"仕方ない"より　ずっと素敵だ

(ほらもういちどこえをきかせて)

ほらもう一度　声を聴かせて

(そのおもいはいつまでも)

その想いは　いつまでも

(かわらずにいつまでも)

変わらずに　いつまでも

(きみをまっている)

君を待っている