モノノケ・イン・ザ・フィクション

(しちてんばっとうでとうちゃく)

七転八倒で到着

(きそんりろんでかくめい)

既存理論でカクメイ

(だれもがよそくふのうのれんさ)

誰もが予測不能の連鎖

(うつろうひとみにうつる)

虚ろう瞳に映る

(うぞうむぞうはごめん)

有象無象は御免

(このよのことわりたぐって)

この世の理手繰って

(しんじゅうけいかいぜつごしょうしつにょらいぞう)

心中警戒絶後消失如来像

(きょこうてっとうてつびしんじつふうらい)

虚構徹頭徹尾真実風来

(もののけとけもの)

モノノケトケモノ

(ひともわりとおなじ)

ヒトも割と同じ

(いまはしることばがつまづいても)

今走る言葉がつまづいても

(くだらないはなしでもちゃんときいてよ)

くだらない話でもちゃんと聞いてよ

(たとえほそくてもほどけないように)

例え細くてもほどけないように

(ふたしかなみらいでも)

不確かな未来でも

(つかんでうちくだけ)

掴んで撃ち砕け

(しちなんはっくはもういいよ)

七難八苦はもういいよ

(ありきたりをふりかざされても)

ありきたりを振りかざされても

(どうせわたしのれんぱ)

どうせ私の連覇

(じゅうこうきっさきしんぞうとちょうじょうげんしょう)

銃口切先心臓と超常現象

(ぼうきゃくにんげんすいりしゅうえんとうらい)

忘却人間推理終焉到来

(もののけとけもの)

モノノケトケモノ

(ひともはてはおなじ)

ヒトも果は同じ

(いまあふれることばたよりなくて)

今溢れる言葉頼りなくて

(つたないじぶんのことちゃんとつたえよう)

拙い自分のことちゃんと伝えよう

(たとえはかなくてもこわれないように)

例え儚くても壊れないように

(ふたしかなふたりでも)

不確かな二人でも

(いっしょにいたいから)

一緒にいたいから

(だれかよりぶきようでもね)

誰かより不器用でもね

(わたしにはわたしなりのかがやきみつけたら)

私には私なりの輝き見つけたら

(ひかりにまかせて)

光に任せて

(しんじゅうけいかいぜつごしょうしつにょらいぞう)

心中警戒絶後消失如来像

(きょこうてっとうてつびしんじつふうらい)

虚構徹頭徹尾真実風来

(もののけとけもの)

モノノケトケモノ

(ひとのおわりをしる)

ヒトの終わりを知る

(ただいてついていたこのこころの)

ただ凍てついていたこの心の

(とびらがひらくようなあのおとをきいてよ)

扉が開くようなあの音を聴いてよ

(きみとつかむよ)

君と掴むよ

(なくさないように)

失くさないように

(だいじだとなんどでも)

大事だと何度でも

(いまはしることばがつまづいても)

今走る言葉がつまづいても

(くだらないはなしでもちゃんときいてよ)

くだらない話でもちゃんと聞いてよ

(たとえほそくてもほどけないように)

例え細くてもほどけないように

(わたしのさだめは)

私の運命は

(つかまずうちくだけ)

掴まず撃ち砕け