約束

(よあけまえのまちぼくはひとりきり)

夜明け前の街　僕は一人きり

(いまはいまだけはしゅじんこうになれる)

今は今だけは　主人公になれる

(きみとのやくそくはたせそうになくて)

君との約束　果たせそうになくて

(なにもかもがもうおわったきがして)

何もかもがもう　終わった気がして

(しずかなこえにみみをすまして)

静かな声に　耳を澄まして

(あおぐくらやみのさき)

仰ぐ暗闇の先

(あいたいきみにあいたいよほんとうのおもいをつれて)

会いたい君に会いたいよ本当の思いを連れて

(まちがいじゃなかったあれもこれも)

間違いじゃなかった　あれも　これも

(あいたいきみにあいたいよすなおなことばをつれて)

会いたい君に会いたいよ　素直な言葉を連れて

(あきらめかけたてできみをさがす)

諦めかけた手で　君を探す

(つきかげにうかぶぼくはあてもなく)

月影に浮かぶ　僕は当てもなく

(みちのまんなかでどこへもいけずに)

道の真ん中で　どこへも行けずに

(きみのこえがするどこかできこえる)

君の声がする　どこかで聞こえる

(いつかそのばしょへむかえにゆくから)

いつかその場所へ　迎えにゆくから

(とけてゆくようにすぎてくせかい)

溶けてゆくように　過ぎてく世界

(いつかみたあのけしき)

いつか見たあの景色

(どんなことばがいえればきみとわかりあえるだろう)

どんな言葉が言えれば　君と分かり合えるだろう

(まちがいはなかったあれもこれも)

間違いはなかった　あれも　これも

(なんでもないようなふりできみとまたであえるなら)

なんでもないようなフリで　君とまた出会えるなら

(もういちどふたりでわらいあおう)

もう一度二人で　笑い合おう

(たしかなことはなにもないよきのせいじゃないこのきもちをあすにむけて)

確かなことは何もないよ　気のせいじゃないこの気持ちを　明日に向けて

(あいたいきみにあいたいよほんとうのおもいをつれて)

会いたい君に会いたいよ　本当の思いを連れて

(まちがいじゃなかったあれもこれも)

間違いじゃなかった　あれも　これも

(あいたいきみにあいたいよすなおなことばをつれて)

会いたい君に会いたいよ　素直な言葉を連れて

(あきらめかけたてできみをさがす)

諦めかけた手で　君を探す