WHY　　加藤ミリヤ

(ねぇあんたなんていらないそういってやりたい)

ねぇ　「あんたなんて要らない」　そう言ってやりたい

(ねぇでもひとりにしないで)

ねぇ　でもひとりにしないで

(さびついたけしきのなかまたいつものみちをいく)

錆びついた景色の中　またいつもの道を行く

(きょうでさいごっていいきかせながらかってなやつにあいにいく)

「今日で最後」って言い聞かせながら　勝手な奴に会いにいく

(なのにあえるとおもえばうれしくてそれでもむねはくるしくて)

なのに会えると思えば嬉しくて　それでも胸は苦しくて

(むかうあしははやまってうそでもだきしめられたくて)

向う足は速まって　嘘でも抱きしめられたくて

(だいじにされないのわかっててまたおなじことくりかえして)

大事にされないのわかってて　また同じこと繰り返して

(わがままにつきあってるだけ)

わがままに付き合ってるだけ

(どうしてわたしじゃだめなの)

「どうして　私じゃだめなの？」

(どうしてこんなにすきなのに)

「どうして　こんなに好きなのに」

(どうしてわたしにうそつくの)

「どうして　私に嘘つくの？」

(どうしてどうしてどうしてわたしをあいして)

「どうして？どうして？どうして？私を愛して」

(ちらかったへやたばこのにおいかわのそふぁー)

散らかった部屋　煙草の匂い　革のソファー

(なんどもここにきているのにわたしのそんざいはない)

何度もここに来ているのに　私の存在はない

(いつもどおりあなたはやさしいしらないじょしからまたちゃくしん)

いつも通りあなたは優しい　知らない女子からまた着信

(あんたはなんのわるぎもなくわたしをかんたんにきずつける)

あんたは何の悪気もなく　私を簡単に傷付ける

(たえきれずにへやとびだしてもおいかけてこないのわかってる)

耐え切れずに部屋飛び出しても　追いかけて来ないのわかってる

(わたしがなげだせばすべておわり)

私が投げ出せばすべて終わり

(どうしてわたしをせめるの)

「どうして　私を責めるの？」

(どうしてわたしをうらぎるの)

「どうして　私を裏切るの？」

(どうしてわたしきずつけるの)

「どうして　私傷付けるの？」

(わたしだけをあいせない)

「私だけを愛せない？」

(ほんとうのきもちをおしえて)

「本当の気持ちを教えて」

(かくさないでかのじょはだれなの)

「隠さないで　彼女は誰なの？」

(おねがいわたしをすてないで)

「お願い私を捨てないで」

(だいきらいだいきらいだいきらいだいきらいばかみたい)

「大嫌い　大嫌い　大嫌い　大嫌い　ばかみたい」

(ねぇあなたにとってわたしはいったいどんなそんざい)

ねぇ　あなたにとって私は　一体どんな存在？

(もしあなたをうしなったらわたしはいきられない)

もしあなたを失ったら　私は生きられない

(もうあんたのためになきたくなんかないのに)

もうあんたの為に泣きたくなんかないのに

(そのあまいことばにまどわされたくはないのに)

その甘い言葉に惑わされたくはないのに

(またきょうもいえないさよなら)

また今日も言えない「さよなら」

(そばにいたいだけなのに)

そばにいたいだけなのに

(こいびとのふりやめて)

恋人のふりやめて

(わざとらしくやさしくしないで)

わざとらしく優しくしないで

(もうわたしをまどわさないで)

もう私を惑わさないで

(これいじょうわたしをきずつけないで)

これ以上私を傷付けないで

(どうしてわたしじゃだめなの)

「どうして　私じゃだめなの？」

(どうしてこんなにすきなのに)

「どうして　こんなに好きなのに」

(どうしてわたしにうそつくの)

「どうして　私に嘘つくの？」

(どうしてどうしてどうしてどうしてどうして)

「どうして？どうして？どうして？どうして？どうして！」

(どうしてわたしじゃだめなの)

「どうして　私じゃだめなの？」

(どうしてこんなにすきなのに)

「どうして　こんなに好きなのに」

(どうしてわたしにうそつくの)

「どうして　私に嘘つくの？」

(あいしてあいしてあいしてわたしをあいして)

「愛して愛して愛して　私を愛して」