鬼滅の刃　冨岡義勇　笑止千万　名言

(せいさつよだつのけんをたにんににぎらせるな！みじめったらしくうずくまるのはやめろ！)

生殺与奪の権を他人に握らせるな！惨めったらしくうずくまるのはやめろ！

(そんなことがつうようするならおまえのかぞくはころされていない)

そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない

(うばうかうばわれるかのときにしゅどうけんをにぎれないじゃくしゃがいもうとをなおす？かたきをみつける？)

奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す？仇を見つける？

(しょうしせんばん！じゃくしゃにはなんのけんりもせんたくしもない。)

笑止千万！弱者には何の権利も選択肢もない。

(ことごとくちからできょうしゃにねじふせられるのみ！)

悉く力で強者に伏せられるのみ！

(いもうとをなおすほうほうはおにならしっているかもしれない)

妹を治す方法は鬼なら知っているかもしれない

(だがおにどもがおまえのいしやねがいをそんちょうしてくれるとおもうなよ)

だが鬼どもがお前の意思や願いを尊重してくれると思うなよ

(とうぜんおれもおまえをそんちょうしない。それがげんじつだ)

当然俺もお前を尊重しない。それが現実だ

(なぜさっきおまえはいもうとにおおいかぶさった。そんなことでまもったつもりか)

なぜさっきお前は妹に覆いかぶさった。そんなことで守ったつもりか

(なぜおのをふらなかった。なぜおれにせなかをみせた！)

なぜ斧を振らなかった。なぜ俺に背中を見せた！

(そのしくじりでいもうとをとられている。)

そのしくじりで妹を取られている！

(おまえごといもうとをくしざしにしてもよかったんだぞ！)

お前ごと妹を串刺しにしても良かったんだぞ！

(なくな。ぜつぼうするな。そんなことはいますることじゃない)

泣くな。絶望するな。そんなことは今することじゃない

(おまえがうちのめされているのはわかってる)

お前がうちのめされているのはわかってる

(かぞくはころされいもうとはおにになりつらいだろう、さけびだしたいだろう。わかるよ)

家族は殺され妹は鬼になり辛いだろう、叫び出したいだろう。わかるよ

(おれがあとはんにちはやくきていればおまえのかぞくはしんでいなかったかもしれない)

俺があと半日早く来ていればお前の家族は死んでいなかったかもしれない

(しかしときをまいてもどすすべはない)

しかし時を巻いて戻す術はない

(おこれ。ゆるせないというつよくじゅんすいないかりはてあしをうごかすゆるぎないげんどうりょくになる)

怒れ。許せないという強く純粋な怒りは手足を動かす揺るぎない原動力になる

(ぜいじゃくなかくごではいもうとをまもることもなおすこともかぞくのかたきをうつこともできない)

脆弱な覚悟では妹を守ることも治すことも家族の仇を討つこともできない