さくらしめじ「先に言うね」

(なにもみらいがふあんとかすごくさみしいとか)

なにも未来が不安とか　すごく寂しいとか

(そんなわけじゃないんだよ)

そんな訳じゃないんだよ

(ふたりのこれからのこと)

ふたりのこれからのこと

(たしかめたいなとおもうんだ)

確かめたいなと思うんだ

(あのひはじめてのであいをなんどもおもいだし)

あの日はじめての出会いを　何度も思い出し

(ほほえんでしまったり)

微笑んでしまったり

(うんめいということばのいみをしらべたりして)

運命という言葉の意味を調べたりして

(はじまってく)

始まってく

(だけどまたねっててをふって)

だけど　またねって手を振って

(まばたきでなくなってきえちゃいそうで)

まばたきでなくなって消えちゃいそうで

(ぼくのなかじゃおさまらないきもちを)

僕の中じゃおさまらない気持ちを

(さきにいうね)

先に言うね

(ふたりのかんけいになまえをつけたいよ)

ふたりの関係に名前をつけたいよ

(ぼくのこころはかたまっていく)

僕の心は固まっていく

(きみはいまなにをおもってる)

君はいま何を思ってる？

(かちとかまけとかじゃなく)

勝ちとか負けとかじゃなく

(さきにつたえたほうがさ)

先に伝えたほうがさ

(はやくすたーとできるきがするからさあ)

はやくスタートできる気がするから　さあ

(どうかいまうけとってくれるかい)

どうかいま受け取ってくれるかい？

(きみのいくつものことばをなんどもおもいだし)

君のいくつもの言葉を　何度も思い出し

(このままだっていい)

このままだっていい

(こたえをみつけるのがこわいとかんじながら)

答えを見つけるのが怖いと感じながら

(とまってく)

止まってく

(だけどきみといたぼくといたこのじかん)

だけど　君といた　僕といた　この時間

(このきもちちゃんとあるから)

この気持ち　ちゃんとあるから

(きみとわらいあうみらいをしんじて)

君と笑い合う未来を信じて

(さきにいうから)

先に言うから

(ふたりのかんけいになまえをつけたいよ)

ふたりの関係に名前をつけたいよ

(ともだちだとかそんなんじゃないとか)

「友達」だとか「そんなんじゃない」とか

(このきもちをごまかさないで)

この気持ちを　ごまかさないで

(きみにとどけたいことばやっとわかったきがしたよ)

君に届けたい言葉　やっとわかった気がしたよ

(さきにいうほうがまけなんてぼくはおもわない)

先に言う方が負けなんて　僕は思わない

(だからいまつたえにいくから)

だからいま伝えに行くから

(そうだこれからはじまっていくんだ)

そうだこれからはじまっていくんだ