風に吹かれて - 福原遥

(そらのあおささえうたがいつづけぼくらここまできたのだろう)

空の青ささえ疑い続け　僕らここまで来たのだろう

(めをとじることでなにもみえずにこわくなかった)

目を閉じることで　何も見えずに怖くなかった

(せかいのすべてをうたがいつづけぼくらここまできたのだろう)

世界の全てを疑い続け　僕らここまで来たのだろう

(ほんとうはすべてをしんじることがこわかったのだろう)

本当は全てを信じることが　怖かったのだろう

(やさしさすらうたがったつないだてのあたたかさしるまで)

やさしさすら疑った　繋いだ手の暖かさ知るまで

(わすれていたなみだがきみのむねのなかであふれだした)

忘れていた涙が　君の胸の中で溢れ出した

(かぜにふかれてかぜにふかれてきえそうになるきもちを)

風に吹かれて　風に吹かれて　消えそうになる気持ちを

(あなたがつよくあなたがつよくつなぎとめてくれたから)

あなたが強く　あなたが強く　繋ぎ止めてくれたから

(もうまよわずにあるいていけるよ)

もう迷わずに　歩いていけるよ

(かわすことばにもすなおになれずぼくらおもいをかくしてた)

交わす言葉にも素直になれず　僕ら想いを隠してた

(めをあければほらずっととなりにきみがいたのに)

目を開ければ　ほら　ずっと隣に君がいたのに

(このむねのせつなさすらほんとうにきみをすきだってあかしになる)

この胸の切なさすら　本当に君を好きだって証になる

(よわさをみせないことがつよさじゃないことにきづけたんだ)

弱さを見せないことが　強さじゃないことに気付けたんだ

(かぜにふかれてかぜにふかれてこごえそうになるときも)

風に吹かれて　風に吹かれて　凍えそうになる時も

(あなたがいればあなたがいればきっとこえていけるから)

あなたがいれば　あなたがいれば　きっと越えて行けるから

(もうこわくないしんじていけるよ)

もう怖くない　信じていけるよ

(いつもぼくらはぶきようなほどにたいせつなものにたどりつくんだ)

いつも僕らは　不器用なほどに　大切なものに辿り着くんだ

(いますぐきみにつたえたいんだおおきなこえであなたがすきだと)

今すぐ君に伝えたいんだ　大きな声で「あなたが好きだ」と

(わすれないからなくさないからあなたがくれたつよさを)

忘れないから　失くさないから　あなたがくれた強さを

(どんなときでもそばにいたいよこのあおいそらのしたで)

どんな時でも　そばにいたいよ　この青い空の下で

(かぜにふかれてかぜにふかれてきえそうになるきもちを)

風に吹かれて　風に吹かれて　消えそうになる気持ちを

(あなたがつよくあなたがつよくつなぎとめてくれたから)

あなたが強く　あなたが強く　繋ぎ止めてくれたから

(もうまよわずにあるいていけるよ)

もう迷わずに　歩いていけるよ