さくらしめじ「あやまリズム」

(きみとけんかしちゃった)

君と喧嘩しちゃった

(あしたはしゃべらない)

明日は喋らない

(なんだかきまずいから)

なんだか気まずいから

(このままとおくににげちゃいたいよ)

このまま遠くに逃げちゃいたいよ

(ちょっといいすぎたんだ)

ちょっと言い過ぎたんだ

(だいじょうぶとおもってた)

大丈夫と思ってた

(いまになってこうかいです)

今になって　後悔です

(なにがおきてもたすけあうやくそく)

何が起きても　助け合う約束

(こんなことでやぶりたくない)

こんなことで破りたくない

(なんでなんであんなこといったんだ)

なんでなんで　あんなこと言ったんだ？

(いつもいつでもうしなってからきづくの)

いつもいつでも　失ってから気付くの？

(なにもかもがておくれになっちゃうまえに)

何もかもが手遅れになっちゃう前に

(あたまひやせぼくをとめてあげたい)

「頭冷やせ」僕を　とめてあげたい

(こんなんじゃまだまだしゅうふくはふかのうだ)

こんなんじゃまだまだ修復は不可能だ

(ごめんねごめんね)

「ごめんね　ごめんね」

(こころではおもってるのに)

心では　思ってるのに

(きみのかおみるといえないんだ)

君の顔見ると言えないんだ

(いますぐにきみにつたえるゆうきをください)

今すぐに君に伝える勇気をください

(なんだかきまずいから)

なんだか気まずいから

(めがあったらそらす)

目が合ったらそらす

(すれちがいはなはだしいね)

すれ違い甚だしいね

(わたしたげーむとかかりたほんとか)

渡したゲームとか借りた本とか

(おもいだせばいろいろ)

思い出せばいろいろ

(そのたもろもろやまづみじゃん)

その他もろもろ　山積みじゃん

(なんでなんでよびとめられないんだ)

なんでなんで　呼び止められないんだ

(いつもいつでもつうじあっていたはずでしょ)

いつもいつでも　通じ合っていたはずでしょ

(こういうときってどうすればいいんだろう)

こういう時ってどうすればいいんだろう

(ゆうきをだせってじぶんにいいきかせる)

「勇気を出せ」って自分に言い聞かせる

(こんなにもきみがちかいくせにとおくて)

こんなにも君が近いくせに遠くて

(ありがとうありがとう)

ありがとうありがとう

(なんとなくそうおもってたんだ)

なんとなくそう思ってたんだ

(しらなかったきもちきづいて)

知らなかった気持ち　気づいて

(ただぼくはこのままじゃいやなんだとおもった)

ただ僕は　このままじゃ嫌なんだと思った

(ことばにかえなきゃなんにもつたわらない)

言葉に替えなきゃ何にも伝わらない

(わかってる)

わかってる

(さっそくしみゅれーしょんを)

早速シミュレーションを

(はじめようじゃないか)

始めようじゃないか

(さんじゅうぱたーんくらいをぱっとそうぞう)

30パターンくらいを　パッと想像

(みらいになってこうかいしたくない)

未来になって後悔したくない

(なんでなんでぶつかってしまうのに)

なんでなんで　ぶつかってしまうのに

(ぼくはぼくらはひとりをえらばないんだろう)

僕は僕らはひとりを選ばないんだろう？

(わらいごえやうれしさかなしみさえ)

笑い声や嬉しさ悲しみさえ

(わかちあいたくてたまらなくなるんだろうね)

分かち合いたくて　たまらなくなるんだろうね

(どうにもこうにもぼくにとってはきみなんだ)

どうにもこうにも　僕にとっては君なんだ

(ごめんねごめんね)

「ごめんねごめんね」

(むなしくからぶったっていい)

虚しく空振ったっていい

(つたえたいことばをえらんで)

伝えたい言葉を選んで

(いますぐにだいたんとかんけつあわして)

今すぐに大胆と簡潔合わして

(てれくさいきもちをむしして)

照れ臭い気持ちを無視して

(ひとことたったそれだけを)

一言たったそれだけを

(とどきますようにとねがっていう)

届きますようにと願って言う

(ごめん)

「ごめん！！！！！！」