さくらしめじ「はじまるきせつ」

(ふりかえるそのしゅんかんめとめがあって)

振り返るその瞬間　目と目が合って

(むねのおくでなにかはじけた)

胸の奥で何か弾けた

(きらきらしろくひかるおさとうのうえ)

キラキラ白く光るお砂糖の上

(そこにはいつもとなにかちがうきみがいる)

そこにはいつもとなにか違う君がいる

(もこもこにっとぼうしてたのしそうにわらう)

モコモコニット帽して楽しそうに笑う

(しもやけほっぺがちょっぴりあかくそまってく)

しもやけほっぺが　ちょっぴり赤く染まってく

(もっときみにちかづきたくて)

もっと君に近付きたくて

(どんなことはなせばいいの)

どんなこと話せばいいの？

(ひとりずっとかんがえていたけれど)

1人ずっと考えていたけれど

(きっとこのままおわるきせつ)

きっとこのまま終わる季節

(そんなのはなんかいやだから)

そんなのはなんか嫌だから

(かざばながとんでった)

風花が飛んでった

(きみあてらぶすとーりー)

君宛ラブストーリー

(めのまえにひろがってるしょーとけーきに)

目の前に広がってる　ショートケーキに

(とびこんでゆくむじゃきなすがた)

飛び込んでゆくむじゃきな姿

(まだまだきみのことをしらないんだ)

まだまだ君のことを知らないんだ

(そのこえひょうじょうすきなこととかいっぱい)

その声　表情　好きなこととかいっぱい

(するりとほどけたまふらー)

するりとほどけたマフラー

(おもわずつかんだ)

思わず掴んだ

(ぎゅっとだきよせる)

”ギュっと抱き寄せる”

(なんてそんなゆうきないくせに)

なんてそんな勇気ないくせに

(だってこんなきもちになったって)

だってこんな気持ちになったって

(どんなふうにいえばいいの)

どんな風に言えばいいの？

(ずっときみがきになっていたんだよ)

「ずっと　君が　気になっていたんだよ」

(ちょっとまだぼくにはわからない)

ちょっとまだ僕にはわからない

(はずかしくてもどかしくて)

恥ずかしくて　もどかしくて

(じかんがかかりそう)

時間がかかりそう

(ぼくまちらぶすとーりー)

僕待ちラブストーリー

(あいたいきもちずっととけないで)

会いたい気持ち　ずっと溶けないで

(ここにある)

ここにある

(きえないのさあのしゅんかんから)

消えないのさ　あの瞬間から

(おもいだせばだすほどに)

思い出せば出すほどに

(きみのえがおでいっぱいになる)

君の笑顔でいっぱいになる

(どんなときもわすれられない)

どんな時も忘れられない

(ふりつもってぼくはうごけない)

降り積もって　僕は動けない

(そっとほほをなでたかざばな)

そっとほほをなでた風花

(きせつがまわるまえに)

季節がまわる前に

(きっときみのとなりでわらうんだ)

きっと　君の隣で笑うんだ

(そうだじぶんからうごかなきゃ)

そうだ自分から動かなきゃ

(なにもかわれないんだな)

何も変われないんだな

(いつかきみにちかづけるよね)

いつか君に近付けるよね？

(たとえからぶりしたってさ)

たとえ空振りしたってさ

(ひとつもかわらないままおわる)

ひとつも変わらないまま終わる

(それよりはすすめるかな)

それよりは進めるかな

(しんこきゅうしてさあいこう)

深呼吸して　さあ行こう

(どきどきしちゃうしかたないよね)

ドキドキしちゃう　仕方ないよね？

(とどけばうれしいな)

届けば嬉しいな

(はじまれらぶすとーりー)

始まれ　ラブストーリー

(きみあてｓｔｏｒｙ)

君宛story

(ぼくまちｓｔｏｒｙ)

僕待ちstory

(すぎゆくきせつのそのまえに)

過ぎ行く季節の　その前に