火の玉をあなたに

(もうすぐほらこのせかいは)

もうすぐほら　この世界は

(だれかのものになるから)

誰かのものになるから

(ぼくらぶきをとって)

僕ら　武器を取って

(さいごわらおうとするのさ)

最後笑おうとするのさ

(きっといつのひにか)

きっと　いつの日にか

(わすれさってしまうとしても)

忘れ去ってしまうとしても

(せめてたおれるなら)

せめて　倒れるなら

(すこしでもまえにいたいよ)

少しでも前に居たいよ

(あのときすてかけたゆめのなかで)

あの時　捨てかけた夢の中で

(いまもぼくらこどくだけど)

今も僕ら　孤独だけど

(あなたはこのあしもとでひばなちらす)

あなたは　この足元で火花散らす

(どうかせんにきづきませんか)

導火線に気付きませんか？

(さしだしたなみだは)

差し出した　涙は

(いまこそひかりをはなって)

今こそ　光を放って

(ともしだすのさ)

灯し出すのさ

(ぼくらのなかのほのおを)

僕らの中の炎を！

(さあはんげきだ)

さあ反撃だ！

(ひきさかれたあのひびを)

引き裂かれたあの日々を

(このこどうをうけとめてよ)

この鼓動を　受け止めてよ

(ひのたまをあなたに)

火の玉をあなたに！

(ひがともったあのひにみた)

火が灯った　あの日に見た

(きせきをしんじていたくて)

奇跡を信じていたくて

(にどとおとずれない)

二度と　訪れない

(おもいでさえまきもどして)

思い出さえ巻き戻して

(あのときわらわれたゆめはいまも)

あの時　笑われた夢は今も

(いきをひそめうずまいてるよ)

息を潜め渦巻いてるよ

(いつのひかすべてが)

いつの日か　全てが

(はいいろになるまえに)

灰色になる前に

(ぼくらのこのてで)

僕らの　この手で

(なにかしでかしたいのさ)

何か仕出かしたいのさ

(そうできれば)

そう　出来れば

(えいえんにのこるものを)

永遠に残るものを

(ぼくらのことを)

僕らの存在（こと）を

(おもいだせるような)

思い出せるような

(さしだしたなみだは)

差し出した　涙は

(いまこそひかりをはなって)

今こそ　光を放って

(ともしだすのさ)

灯し出すのさ

(ぼくらのなかのほのおを)

僕らの中の炎を！

(さあはんげきだ)

さあ反撃だ！

(ひきさかれたあのひびを)

引き裂かれたあの日々を

(このこどうを)

この鼓動を

(こころのさけびを)

心の叫びを！

(ぼくたちはこのまま)

僕達は　このまま

(もえつきるまでいくのさ)

燃え尽きるまで行くのさ

(いつのひにか)

いつの日にか

(わすれさられるとしても)

忘れ去られるとしても

(ああいつまでも)

ああ　いつまでも

(このゆめからさめるもんか)

この夢から覚めるもんか

(できるものならうけとめてよ)

出来るものなら　受け止めてよ

(ひのたまをあなたに)

火の玉をあなたに！