英雄の歌 / オーイシマサヨシ

(せかいをすくううたをかこうとしたら)

世界を救う歌を書こうとしたら

(うまくかけないことにきづきました)

うまく書けないことに気づきました

(どんなにかっこつけてみようとしても)

どんなに格好つけてみようとしても

(もうどれももうどれも)

もうどれも もうどれも

(きみのためのめろでぃだ)

君のためのメロディだ

(うんめいのいとがからまりあって)

運命の糸が絡まり合って

(ひとびとをひきさくときでも)

人々を引き裂く時でも

(ひびけせかいじゅうのやみのなかで)

響け 世界中の闇の中で

(ぼくらがはぐれないように)

僕らがはぐれないように

(つむぎだすせんりつはただきみをめざして)

紡ぎ出す旋律は ただ君を目指して

(ぼくはきゅうせいしゅにならなくていい)

僕は救世主にならなくていい

(せかいをうたうしゅやくより)

世界を歌う主役より

(きみだけのえいゆうになりたい)

君だけの英雄になりたい

(みてみぬふりでやりすごしてたこと)

見て見ぬフリでやり過ごしてたこと

(てきとうなうそでごまかしてたこと)

適当な嘘で誤魔化してたこと

(ひーろーとよぶにはなさけないけど)

ヒーローと呼ぶには情けないけど

(もうにどともうにどと)

もう二度と もう二度と

(きみをひとりにしないように)

君を一人にしないように

(いくせんのごせんふをかきかえて)

幾千の五線譜を書き換えて

(きみをほらたすけにきたのさ)

君をほら助けに来たのさ

(たとえせかいじゅうをまたにかけて)

たとえ世界中をまたにかけて

(きみがおおうそをついても)

君が大ウソをついても

(ばかみたいにきみをみまもっているから)

バカみたいに君を見守っているから

(そうやってだいじょうぶっていうわりには)

そうやって大丈夫って言うわりには

(だいじょうぶじゃないことくらい)

大丈夫じゃないことくらい

(ぼくだけはちゃんときづいてる)

僕だけはちゃんと気づいてる

(ひびけせかいじゅうのやみのなかで)

響け 世界中の闇の中で

(ぼくらがはぐれないように)

僕らがはぐれないように

(つむぎだすせんりつはただきみをめざして)

紡ぎ出す旋律は ただ君を目指して

(ぼくはきゅうせいしゅにならなくていい)

僕は救世主にならなくていい

(せかいをうたうしゅやくより)

世界を歌う主役より

(きみをずっとかんじてるきみをずっとしんじてる)

君をずっと感じてる 君をずっと信じてる

(きみだけのえいゆうでありたい)

君だけの英雄でありたい

(ほらもうなかないで)

ほら もう泣かないで

(ほらこのてをつないで)

ほら この手を繋いで

(ほらともにたたかってもういちど)

ほら 共に戦って もう一度

(ほらもうなかないで)

ほら もう泣かないで

(ほらこのてをつないで)

ほら この手を繋いで

(ほらともにたたかってもういちど)

ほら 共に戦って もう一度

(ほらもうなかないで)

ほら もう泣かないで

(ほらこのてをつないで)

ほら この手を繋いで