千と千尋の神隠し 名言集②
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問題文
(すんで、みやこにするしかないさ。ほら、あれがしょうがっこうだよ。)
すんで、みやこにするしかないさ。ほら、あれが小学校だよ。
(ここへきてはいけない。すぐ、もどれ！)
ここへきてはいけない。すぐ、もどれ！
(もう、あかりがはいった！いそいで！かわのむこうへ、はしれ！)
もう、明かりがはいった！いそいで！川のむこうへ、はしれ！
(てはたりとる。そこらじゅう、すすだらけだからな。)
手はたりとる。そこらじゅう、ススだらけだからな。
(にんげんが、いるじゃん！やばいよ。さっき、うえでおおさわぎしてたんだよ。)
人間が、いるじゃん！やばいよ。さっき、上で大騒ぎしてたんだよ。
(あんた、かまじいに、おれいいったの？せわになったんだろ。)
あんた、釜爺に、お礼言ったの？世話になったんだろ。
(やおよろずのかみさまたちが、つかれをいやしにくる、おゆやなんだよ。)
八百万の神様たちが、疲れを癒しに来る、お湯屋なんだよ。
(おきゃくさまのたべものをぶたのようにくいちらかして。とうぜんのむくいさ。)
お客様の食べ物を豚のように食い散らかして。当然の報いさ。
(あまったれたこむすめに、しごとなんかあるもんかね。おことわりだね。)
甘ったれた小娘に、仕事なんかあるもんかね。お断りだね。
(いまから、おまえのなはせんだ。)
いまから、お前の名は千だ。
(ゆばーばは、あいてのなまえをうばって、しはいするんだ。)
湯婆婆は、相手の名前を奪って、支配するんだ。
(このふろはさ、よごれたおきゃくせんもんなんだ。)
この風呂はさ、汚れたお客専門なんだ。
(いっかい、くすりゆをいれなきゃだめだ。せん、ばんだいにいって、ふだをもらってきな。)
一回、薬湯を入れなきゃだめだ。千、番台に行って、ふだをもらってきな。
(ありゃあ、なのあるかわのぬしだよ。みんなも、せんをみならいな。)
ありゃあ、名のある河の主だよ。みんなも、千をみならいな。