ヒーロー

(ふしぎなことばっかりだ)

不思議なことばっかりだ

(なぜひとはしゃにかまえてる)

何故人は斜に構えてる

(ひねくれてるもんだいじ)

捻くれてる問題児

(なんてゆびをさされてる)

なんて指をさされてる

(ふしぎなことばっかりだ)

不思議なことばっかりだ

(みなとくいになりたがる)

皆特異になりたがる

(ひねくれてるのはいつも)

捻くれてるのはいつも

(ふりしてるやつらなのに)

フリしてる奴らなのに

(だれもわかってくれない)

誰もわかってくれない

(だれもしんじてくれない)

誰も信じてくれない

(そうおもってたのてをとりあう)

そう思ってたの　手を取り合う

(きみとであうまでずっと)

君と出会うまでずっと

(だいじょうぶめさましてしゅやくってぴんとこないけど)

大丈夫 目覚まして 主役ってピンとこないけど

(なんかたのしみばっかじゃん)

なんか楽しみばっかじゃん

(いつだってただしいのはきっとわたしだ)

いつだって正しいのはきっと 私だ

(ぼくのために)

僕のために

(ふしぎなことばっかりだ)

不思議なことばっかりだ

(なぜじぶんをはじるのか)

何故自分を恥じるのか

(そんなたいどじゃゆるさんぞ)

そんな態度じゃ許さんぞ

(なんておどけてみるけど)

なんて戯けてみるけど

(ふしぎなことばっかりだ)

不思議なことばっかりだ

(ほんとうはすかれたいから)

本当は好かれたいから

(なじめないくせひきつった)

馴染めないくせ引きつった

(かおでいきをひそめてる)

顔で息を潜めてる

(だれもわかってくれない)

誰もわかってくれない

(だれもしんじてくれない)

誰も信じてくれない

(そうおもってたのてをとりあう)

そう思ってたの　手を取り合う

(きみはかなしいのかな)

君は悲しいのかな

(だいじょうぶきみのせかいひていなんかしない)

大丈夫 君の世界 否定なんかしない

(それどころかゆいいつむにゆうしゃじゃん)

それどころか唯一無二勇者じゃん

(いつだってめいんきゃらくたーだったわたしは)

いつだってメインキャラクターだった 私は

(ぼくのために)

僕のために

(かわらないでいようだれのためでもない)

変わらないでいよう　誰のためでもない

(せーぶなんてしないこのながいげーむは)

セーブなんてしない　この長いゲームは

(ぼくのために)

僕のために