吉本坂46「好きになってごめんなさい」

(ゆうぐれのしょうてんがいあなたのせをおいかけはしった)

夕暮れの商店街　あなたの背を追いかけ走った

(ひとごみのそのなかでかたおもいのけっちゃくをつけたかった)

人混みのその中で　片思いの決着を付けたかった

(なまえをよんでふりむいたとき)

名前を呼んで振り向いた瞬間（とき）

(どんなことばをくちにしたかおぼえてない)

どんな言葉を口にしたか覚えてない

(すきになってごめんなさい)

好きになってごめんなさい

(めいわくならむししていい)

迷惑なら無視していい

(わたしのこえがきこえなかったんだと)

私の声が聞こえなかったんだと

(あきらめる)

あきらめる

(どうやってかえったのかどうてんしておぼえてなかった)

どうやって帰ったのか　動転して覚えてなかった

(せつなくてくるしくてつのるおもいがばくはつしそうだった)

切なくて苦しくて　募る想いが爆発しそうだった

(とつぜんすぎるこくはくなのに)

突然すぎる告白なのに

(どうしてあんなやさしいめをしてほほえんだの？)

どうしてあんな優しい目をして微笑んだの？

(すきになれてそうよかった)

好きになれてそうよかった

(だってこんなどきどきした)

だってこんなドキドキした

(うまれていちばんしあわせなひだったわ)

生まれて一番幸せな日だったわ

(ありがとう)

ありがとう

(すきです)

「好きです」

(すきです)

「好きです」

(すきです)

「好きです」

(ごめんなさい)

「…ごめんなさい」

(すきになってごめんなさい)

好きになってごめんなさい

(めいわくならむししていい)

迷惑なら無視していい

(わたしのこえがきこえなかったんだと)

私の声が聴こえなかったんだと

(あきらめる)

あきらめる