面白い話 ~20年後の彼ら~ 第10話-2
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問題文
(にせすねおがふたたびむかってきた。やはりはやい。)
偽スネ夫が再び向かってきた。やはり速い。
(だが、こんどはすばやくみをひるがえしないふをもったうでをつかむことにせいこうした。)
だが、今度は素早く身を翻しナイフを持った腕を掴むことに成功した。
(いっしゅん、にせすねおのうごきがとまる。すばやく、じくあしをふみだす。)
一瞬、偽スネ夫の動きが止まる。素早く、軸足を踏み出す。
(ひじをあごにむかってつきあげ、いっきにあしをかりあげる。)
肘を顎に向かって突き上げ、一気に足を刈り上げる。
(できすぎ(いっぽん!!!))
出木杉(一本!!!)
(ぜんかいよりみごとなおおそとがりがきまった。あたまからおちたにせすねおは、)
前回より見事な大外刈りが決まった。頭から落ちた偽スネ夫は、
(うけみをとるまもなくこんくりーとぶろっくにこうとうぶをきょうだした。)
受身を取るまもなくコンクリートブロックに後頭部を強打した。
(できすぎ(・・・・・・やったか?))
出木杉(……やったか?)
(にせすねお「いたいなぁ、ひどいじゃないかできすぎくん」)
偽スネ夫「痛いなぁ、ひどいじゃないか出木杉くん」
(にせすねおがゆっくりとおきあがる。くびがありえないほうこうにまがり、)
偽スネ夫がゆっくりと起き上がる。首がありえない方向に曲がり、
(こうとうぶがかんぼつしているにもかかわらず、たちあがったのだ。)
後頭部が陥没しているにも関わらず、立ち上がったのだ。
(おもわずきょうふをかんじる。)
思わず恐怖を感じる。
(できすぎ(だめだ、やはりとどめをささなければ))
出木杉(駄目だ、やはりとどめを刺さなければ)
(できすぎはうわぎのうちぽけっとからのびたのつくったすたんがんをとりだし、)
出木杉は上着のうちポケットからのび太の作ったスタンガンを取り出し、
(にせすねおのむきだしのくびめがけてつきだした。)
偽スネ夫のむき出しの首めがけて突き出した。
(そのしゅんかんばきっとおとをならし、)
その瞬間バキッと音を鳴らし、
(えくそしすとよろしくにせすねおはじょうたいをそらしこうげきをかわす。)
エクソシストよろしく偽スネ夫は上体を反らし攻撃をかわす。
(そしてすぐにからだをおこし、できすぎのうでをつかみきょういてきなちからでねじあげた。)
そしてすぐに体を起こし、出木杉の腕を掴み驚異的な力で捩じ上げた。
(できすぎ「ぐああああああああああああ」)
出木杉「ぐああああああああああああ」
(にせすねお「なにこれ、すたんがん?)
偽スネ夫「何これ、スタンガン?
(これでぼくをたおすつもりだった?あぶないなぁ」)
これで僕を倒すつもりだった? 危ないなぁ」
(できすぎ「うあぁああ、うでが、うでがああああ!!」)
出木杉「うあぁああ、腕が、腕がああああ!!」
(にせすねお「ろぼっとをたおせるくらいのすごいでんりゅうを、)
偽スネ夫「ロボットを倒せるくらいのすごい電流を、
(もしにんげんがくらったらいったいどうなるんだろうね」)
もし人間がくらったらいったいどうなるんだろうね」
(できすぎのてからすたんがんをもぎとると、)
出木杉の手からスタンガンをもぎ取ると、
(にせすねおはできすぎのからだをちかくのふぇんすにたたきつける。)
偽スネ夫は出木杉の体を近くのフェンスに叩きつける。
(できすぎ「うがっ!!はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」)
出木杉「うがっ!!はぁ……はぁ……」
(にせすねお「できすぎのくせにぼくをたおそうなんて、なまいきなんだよ」)
偽スネ夫「出来杉のくせに僕を倒そうなんて、生意気なんだよ」
(できすぎ「ぐ・・・・・・あ・・・・・・」)
出木杉「ぐ……あ……」
(にせすねお「きみはどうせしずかちゃんをてにいれることもできない。)
偽スネ夫「君はどうせしずかちゃんを手に入れることもできない。
(わきやくにすぎないんだよ。ちょっとひとよりできるだけで、ちょうしにのりすぎたね」)
脇役に過ぎないんだよ。ちょっと人よりできるだけで、調子に乗りすぎたね」
(できすぎのくびに、すたんがんのでんきょくがおしつけられる。)
出木杉の首に、スタンガンの電極が押し付けられる。
(にせすねお「じゃあね、なまいきなわきやくくん」)
偽スネ夫「じゃあね、生意気な脇役くん」
(にせすねおがすたんがんのすいっちをおした)
偽スネ夫がスタンガンのスイッチを押した――
(ぱぁん!!せんこうとともにひばながとぶ。)
――パァン!!閃光とともに火花が飛ぶ。