勘違い性反希望症

(ほらどっかいこうよもうやめよう)

ほらどっかいこうよ もうやめよう

(きみはきみをいじめるから)

きみは、きみを苛めるから

(だきあってわかったいたみから)

抱き合って理解った痛みから

(ぼくはぼくをしりたくはない)

ぼくは、ぼくを知りたくはない

(かんちがいせいはんきぼうしょう)

勘違い性反希望症

(どうしたっておいこむんだ)

どうしたって追い込むんだ

(えごになりたいおとしごろですか)

エゴになりたいお年頃ですか

(なんとかしようのぷれっしゃー)

なんとかしようのプレッシャー

(だめだだめだこのままじゃ)

ダメだダメだこのままじゃ

(もがいちゃったわだかまるほうへ)

藻掻いちゃった 蟠る方へ

(はい)

はい。

(もっとしゃきっとしますからみすてないでくれますか)

もっとシャキッとしますから見捨てないでくれますか？

(かぞえきれないほどのゆびきりを)

数え切れないほどの指切りを

(あれやばいもううごけないや)

あれやばいもう動けないや

(はりはなんぼんのめばいい)

針は何本飲めばいい？

(いまになってきづいてしまった)

今になって気付いてしまった

(だしていいよのぞむなら)

出していいよ望むなら

(それできみがらくになれるなら)

それできみが楽になれるなら

(なみだできょうをうすめましょ)

泪で今日を薄めましょ

(これでなんどめだろう)

これで何度目だろう

(ばかばか)

バカバカ

(ほらどっかいこうよもうやめよう)

ほらどっかいこうよ もうやめよう

(きみはきみをいじめるから)

きみは、きみを苛めるから

(だきあってわかったいたみから)

抱き合って理解った痛みから

(ぼくはぼくをしりたくはない)

ぼくは、ぼくを知りたくはない

(またどっかいこうよらくになろう)

またどっかいこうよ 楽になろう

(きみはきみにやさしくなろう)

きみは、きみに優しくしよう

(とびちったおもいをふみながら)

飛び散った想いを踏みながら

(ぼくはぼくをゆるせるかな)

ぼくは、ぼくを許せるかな

(たいじぶんげんていつらいよ)

対自分限定「つらいよ」

(だれにもいわないでよわさはかくせばつよさになるの)

誰にも言わないで 弱さは隠せば強さになるの

(そんなもんじょうようしないで)

そんなもん常用しないで

(どうにかはきだしてよわねごっこ)

どうにか吐き出して 弱音ごっこ

(おにはだれだっけ)

鬼は誰だっけ

(なめていいよおすきでしょ)

舐めていいよ お好きでしょ

(あまいみつにあきたきみだから)

甘い蜜に飽きたきみだから

(おもいだそうとしなくていい)

思い出そうとしなくていい

(ちゃんとわるいこになろう)

ちゃんと悪い子になろう

(ただただ)

只只

(ほらどっかいこうよもうやめよう)

ほらどっかいこうよ もうやめよう

(きみはきみをいじめるから)

きみは、きみを苛めるから

(だきあってわかったいたみから)

抱き合って理解った痛みから

(ぼくはぼくをしりたくはない)

ぼくは、ぼくを知りたくはない

(だけどまたどっかいこうよらくになろう)

だけどまたどっかいこうよ 楽になろう

(きみはきみにやさしくしよう)

きみは、きみに優しくしよう

(とびちったおもいをふみながら)

飛び散った想いを踏みながら

(ぼくはぼくをゆるせるかな)

ぼくは、ぼくを許せるかな

(はなそっかたよってくれるなら)

離そっか 頼ってくれるなら

(ぼくはきみをやめたいんだよ)

ぼくは、きみをやめたいんだよ

(さしあったきぼうともうばいばいしよう)

刺し合った希望ともうバイバイしよう

(ぼくときみはおしまいだよ)

ぼくと、きみはお終いだよ

(さよなら)

サヨナラ