面白い話 ~20年後の彼ら~ 第終話-3
※誤字脱字あれば訂正お願いします!
このとても長い話に付き合って頂き本当にありがとうござ
いました!!
長編はこれで一旦は終了です
続きがあるかは???
他に何かやってほしいことがあったらコメントで
ではまた他のタイピングでお会いしましょう
ばいば~い!!!
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問題文
(のびた「そこまではっきりいわなくても・・・・・・」)
のび太「そこまでハッキリ言わなくても……」
(どらえもん「まぁまぁ。これはほんらいのすじがきさ。ぼくがみらいからきたことで、)
ドラえもん「まぁまぁ。これは本来の筋書きさ。僕が未来から来たことで、
(のびたくんにこらえしょうができる。そのけっか、)
のび太くんにこらえ性ができる。その結果、
(しゃっきんができたあとものーべるしょうこそとらないもののじみちなはつめいをつづけ、)
借金が出来た後もノーベル賞こそとらないものの地道な発明を続け、
(ぶじにしゃっきんをかえすというわけさ」)
無事に借金を返すと言うわけさ」
(のびた「なるほど・・・・・・」)
のび太「なるほど……」
(たいむぱとろーるがくろふくのおとこをれんこうしていく。)
タイム・パトロールが黒服の男を連行していく。
(くろふくのおとこのもちこんだひみつどうぐもつぎつぎとおうしゅうされていった。)
黒服の男の持ち込んだひみつ道具も次々と押収されていった。
(のびた「どらえもん・・・・・・もうかえるの?」)
のび太「ドラえもん……もう帰るの?」
(どらえもん「うん・・・・・・もうやくめはおわったからね」)
ドラえもん「うん……もう役目は終わったからね」
(のびた「そっか」)
のび太「そっか」
(どらえもん「のびたくん、きみはりっぱなおとなだよ。)
ドラえもん「のび太くん、君は立派な大人だよ。
(しんゆうのぼくがいうんだからまちがいない・・・・・・)
親友の僕が言うんだから間違いない……
(それにぼくがいなくなったってほかに4にんもしんゆうがいるじゃない」)
それに僕がいなくなったって他に4人も親友がいるじゃない」
(のびた「だいじょうぶだよ、ぼくは」)
のび太「大丈夫だよ、僕は」
(どらえもん「やくそくだよ、のびたくん。ぼくをつくってね」)
ドラえもん「約束だよ、のび太くん。僕を作ってね」
(のびた「うん・・・・・・」)
のび太「うん……」
(たいむぱとろーるがかえっていき、)
タイム・パトロールが帰っていき、
(すこししてからじゃいあんとすねおもびょういんにむかった。)
少ししてからジャイアンとスネ夫も病院に向かった。
(しずかはふたりにつきそっていく。)
しずかは二人に付き添っていく。
(できすぎとのびたのふたりだけがおくじょうにのこり、よぞらをみあげていた。)
出木杉とのび太の二人だけが屋上に残り、夜空を見上げていた。
(のびた「できすぎくんはびょういんにいかなくていいの?うでおれてるんじゃない?」)
のび太「出木杉くんは病院に行かなくていいの? 腕折れてるんじゃない?」
(できすぎ「あとでいくよ。でも、そのまえにのびたくんとはなしがしたくて」)
出木杉「あとで行くよ。でも、その前にのび太くんと話がしたくて」
(のびた「そっか。ぼくもだよ」)
のび太「そっか。僕もだよ」
(できすぎ「かえってったね。どらえもん」)
出木杉「帰ってったね。ドラえもん」
(のびた「うん」)
のび太「うん」
(できすぎ「さいごに、どらえもんとなにをはなしていたの?」)
出木杉「最後に、ドラえもんと何を話していたの?」
(のびた「やくそくをしたんだ。いつかかならず、ぼくがどらえもんをつくるって」)
のび太「約束をしたんだ。いつか必ず、僕がドラえもんを作るって」
(できすぎ「・・・・・・きみのつくるろぼっとは、ぜんぶどらえもんだよ」)
出木杉「……君の作るロボットは、全部ドラえもんだよ」
(のびた「え?」)
のび太「え?」
(できすぎ「いつもおもってた。ぼくはどうしてかがくしゃとして)
出木杉「いつも思ってた。僕はどうして科学者として
(きみにおいつけないのかって・・・・・・べんきょうはぼくのほうができたのに」)
君に追いつけないのかって……勉強は僕の方が出来たのに」
(のびた「・・・・・・・・・・・・・・・」)
のび太「……………」
(できすぎ「きっとそうぞうりょくなんだ。のびたくんはぼくには)
出木杉「きっと想像力なんだ。のび太くんは僕には
(おもいつかないようなことをおもいつく。それはたぶん、)
思いつかないようなことを思いつく。それはたぶん、
(どらえもんといたひびのおかげだよ。)
ドラえもんといた日々のおかげだよ。
(きみはいつもどらえもんをめざしていたんだ・・・・・・)
君はいつもドラえもんを目指していたんだ……
(りくつにからめられすぎたぼくにはできないはっそうだよ」)
理屈に絡められすぎた僕には出来ない発想だよ」
(のびた「・・・・・・できすぎ」)
のび太「……出木杉」
(はじめて、のびたはできすぎのことをよびすてにした。)
初めて、のび太は出木杉のことを呼び捨てにした。
(できすぎ「どうしたんだい、のびた?」)
出木杉「どうしたんだい、のび太?」
(できすぎも、はじめてのびたをよびすてにする。)
出木杉も、初めてのび太を呼び捨てにする。
(のびた「しずかちゃんのこと、ゆずらないよ」)
のび太「しずかちゃんのこと、譲らないよ」
(できすぎ「そう・・・・・・。これでぼくもほんきをだせる。)
出木杉「そう……。これで僕も本気を出せる。
(いままでは、へんにえんりょしてたんだ」)
今までは、変に遠慮してたんだ」
(のびた「てかげんなしだよ」)
のび太「手加減なしだよ」
(できすぎ「のぞむところだよ。きみにはまけないさ」)
出木杉「望むところだよ。君には負けないさ」
(すこし、ちんもく。)
少し、沈黙。
(のびた「じょしゅになったのはぼくがさきだろ?」)
のび太「助手になったのは僕が先だろ?」
(できすぎ「ただのひとでぶそくっていってなかった?」)
出木杉「ただの人手不足って言ってなかった?」
(おたがい、にやりとわらいあう。)
お互い、ニヤリと笑いあう。
(こどものころゆめみたみらいに、すこしちかづいてる。)
子供のころ夢見た未来に、少し近づいてる。
(そんなきがしたふたりだった。)
そんな気がした二人だった。
(おわり)
――おわり