あふたぁわーど/TaKU.K
惜別と破れるような悲鳴の街の夜
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歌詞(問題文)
(ちゃぷたー1)
チャプター1
(ありふれたたくでだんしょうがつづいている)
ありふれた宅で談笑が続いている
(ははがそっとわらいかけている、おだやかなひ)
母がそっと笑いかけている、穏やかな日
(ちゃぷたー2)
チャプター2
(さしのべたこのてがちいさないのちに)
差し伸べたこの手が小さな命に
(すくいとあんねいをもたらし、いまもここに)
救いと安寧をもたらし、今も此処に
(それはそれはとてもすばらしい、)
それはそれはとても素晴らしい、
(どれもこれもいとおしい)
どれもこれも愛おしい
(このてからすりぬけたけつまつだ)
この手からすり抜けた結末だ
(らんらんとひかって、またたいたやけいをみおろして)
爛々と光って、瞬いた夜景を見下ろして
(ぼくは、ぼくがおろかでむりょくなにんげんだっておもいしった)
僕は、僕が愚かで無力な人間だって思い知った
(かぜがこのほほをなぜるたび、)
風がこの頬を撫ぜる度、
(これもあやまちか、とほくそえんだ)
これも過ちか、とほくそ笑んだ
(せんたくをたがって、たがいつづけてここまできた)
選択を違って、違い続けてここまで来た
(まがわるかったなんてじこあんじをつづけ、)
間が悪かったなんて自己暗示を続け、
(まぶたとじてもかわらなくて、)
瞼閉じても変わらなくて、
(まえをみすえてあるきだした)
前を見据えて歩き出した
(ちゃぷたー3)
チャプター3
(たぐりよせ、つかみとったはじまりのみち)
手繰り寄せ、掴み取った始まりの道
(これからたどっていくことにきぼうをいだいて)
これから辿っていくことに希望を抱いて
(ちゃぷたー4)
チャプター4
(かれんなて、つなぐもういっぽうにぼくのて)
可憐な手、繋ぐもう一方に僕の手
(あまたのこんなんのりこえて、てにしたゆめ)
数多の困難乗り越えて、手にした夢
(それはどれもただのみこみで)
それはどれもただの見込みで
(このりょうめではおがめない)
この両目では拝めない
(だからいま、こうやってここにたっている)
だから今、こうやって此処に立っている
(ばんさんむさぼって、ほうそうしをそっとちにふせて)
晩餐貪って、包装紙をそっと地に伏せて
(ぼくはここにいたるまでのかいそうをめぐらせていた)
僕はここに至るまでの回想を巡らせていた
(おやも、こねこも、ゆめも、きみも、)
親も、子猫も、夢も、君も、
(なにもかもこぼれおちていったんだ)
何もかも溢れ落ちていったんだ
(こんだくのしかいでつがいのくつひもをむすんだ)
混濁の視界で番いの靴紐を結んだ
(もうさ、ほどけていたままでもよかったのにね)
もうさ、解けていたままでも良かったのにね
(ないだよるのまちにつつまれて、)
凪いだ夜の街に包まれて、
(さくのむこうへのりこえていく)
柵の向こうへ乗り越えていく
(これはかみのきまぐれですか?)
これは神の気まぐれですか?
(それともしあわせですか?)
それとも仕合わせですか?
(わからないどうでもいい)
わからない どうでもいい
(さぁ、けつまつへ)
さぁ、結末へ
(らんかんてばなして、ぐらついたかかとたてなおして)
欄干手放して、ぐらついた踵立て直して
(めがくらんでしまいそうなまちのひかりみつめ、)
目が眩んでしまいそうな街の光見つめ、
(あめがぽつり、とふりはじめた)
雨がポツリ、と降り始めた
(さいごのぶたいにふさわしい、なんて)
最期の舞台に相応しい、なんて
(せんたくをたがって、たがいつづけたばかなぼくへ)
選択を違って、違い続けた馬鹿な僕へ
(えんどろーるになまえがかかれているといいね)
エンドロールに名前が書かれているといいね
(ふわり、とあおむけでよのまちにうかぶ)
ふわり、と仰向けで夜の街に浮かぶ
(さようなら、またあえるひまで)
サヨウナラ、また会える日まで