ＴＨＥ　ＣＲＩＭＥ　ＴＯ　ＣＲＡＤＬＥ

(ゆらりゆられてゆりかごからはいだした)

ゆらり揺られてゆりかごから這い出した

(かみによくにたどくぜんのけだもの)

神によく似た独善のケダモノ

(りそうきょうをこうちくするきょうしょくのこうそう)

理想郷を構築する強食の構想

(かたすとろふぃかんぜんなるけいかくのもとに)

カタストロフィ完全なる計画のもとに

(そうていがいのぼうちょうはきょうせいしゅうりょう)

想定外の膨張は強制終了

(てんぺんちいでさいかいするあだむといぶ)

天変地異で再会するアダムとイブ

(よぞらにうかぶかぞえきれないほしくずのように)

夜空に浮かぶ数えきれない星屑のように

(あなたをてらして)

貴方を照らして

(かがやきをもやすいのちつきはてるまで)

輝きを燃やす命尽き果てるまで

(こんらんにみをとうじて)

混乱に身を投じて

(ふたりだきあいあいじょうそそぎかわして)

二人抱き合い愛情注ぎ交わして

(ふたたびのにはなつさいしんのけだもの)

再び野に放つ最新のケダモノ

(じょうほうせんをせいあつするたいしゅうのげんそう)

情報戦を制圧する大衆の幻想

(めんたるふりーだむそうだいなせんのうのもとに)

メンタルフリーダム壮大な洗脳のもとに

(いっぽんかしたきゅうきょくのしそうがかんせい)

一本化した究極の思想が完成

(しゅうだんじさつなみだするあだむといぶ)

「集団自殺」涙するアダムとイブ

(はりつけにあいさらされほのおにやかれるまえに)

磔にあい晒され炎に焼かれる前に

(あなたをつれだし)

貴方を連れ出し

(あたらしいきげんをうみだすつみにまみれた)

新しい起源を生み出す罪に塗れた

(めそっどたずさえて)

メソッド携えて

(なげきながらくやみにくれる)

嘆きながら悔やみに暮れる

(さいごはいともかんたんに)

最期はいとも簡単に

(たいかいのなみいかりをふるわせ)

大海の波怒りを震わせ

(すべてをさらっていく)

全てを攫っていく

(あおくすんだおおぞらがみおろすなにもないだいち)

青く澄んだ大空が見下ろす何もない大地

(ふたりをのこして)

二人を残して

(きおくにいすわるゆいいつきんじられていた)

記憶に居座る唯一禁じられていた

(りょういきふみだす)

領域踏み出す

(そしてはじまりはあせることなく)

そして始まりは焦ることなく

(こうごうしいじょしょうえがく)

神々しい序章描く

(はりさけるようななきごえひびく)

張り裂けるような泣き声響く

(しょくざいをこめて)

贖罪を込めて