どうして雨だと言ったんだろう?

(どうしてあめだといったんだ？)

どうして雨だと言ったんだ?

(そらをみあげることなく)

空を見上げることなく...

(ほかになにをいえばいいか)

他に何を言えばいいか

(おもいつかなかった)

思いつかなかった

(うそひていすればいいのに)

嘘　否定すればいいのに...

(なぜこうていしたのかなんて)

なぜ　肯定したのかなんて

(いまじもんじとうしたって)

今　自問自答したって

(おもいだせないａｈ)

思い出せない　Ａｈ

(ひとはほんとにかなしくなると)

人間（ひと）はホントに悲しくなると

(しこうていしする)

思考停止する

(あたまのどこかぷつんときれて)

頭のどこか　プツンと切れて

(ぼーっとするんだ)

ボーっとするんだ

(あのひのよるもぼくはたしかに)

あの日の夜も僕は確かに

(なみだもわすれ)

涙も忘れ

(きゅうにてのひらをひろげながら)

急に掌を広げながら

(きみにつぶやいた)

君に呟いた

(どんなささいな)

どんな（些細な）

(りゆうさがしてもぜったい)

理由探しても（絶対）

(ふたりあのまま)

２人（あのまま）

(わかれなくたってよかったのに)

別れなくたって（よかったのに）

(だけどだけどぼくはぼくは)

だけど（だけど）僕は（僕は）

(きみにきみになにも)

君に（君に）何も

(いいわけさえいわなかったａｈ)

言い訳さえ言わなかった　Ａｈ

(なぜだかことばにしていたんだ)

なぜだか言葉にしていたんだ

(こころがかんじたものを)

心が感じたものを...

(それはふりだしたあめの)

それは降り出した雨の

(そうしずくににてた)

そう雫に似てた

(もしちがうなにかいえたら)

もし　違う何か言えたら

(まだすぐそばにきみがいて)

まだ　すぐそばに君がいて

(そうあめなんかふってないと)

そう　雨なんか降ってないと

(きっとわらってたａｈ)

きっと笑ってた　Ａｈ

(きっとこころのそのはぐるまが)

きっと　心のその歯車が

(くるってしまった)

狂ってしまった

(じぶんのかんじょうおさえきれずに)

自分の感情抑え切れずに

(ねじがとんだんだ)

ネジが飛んだんだ

(もっときようになにかいえたら)

もっと器用に何か言えたら

(けっかもちがった)

結果も違った

(ぼくはこのうでにきみをいだいて)

僕はこの腕に君を抱いて

(あいをかたっただろう)

愛を語っただろう

(あのひてれびで)

あの日（テレビで）

(きしょうよほうしがいってた)

気象予報士が（言ってた）

(きょうはよぞらの)

今日は（夜空の）

(ほしがいつもよりきれいだって)

星がいつもより（キレイだって）

(だからだからぼくはぼくは)

だから（だから）僕は（僕は）

(きみにきみにそれを)

君に（君に）それを

(ちゃんとみせてあげたかったａｈ)

ちゃんと見せてあげたかった　Ａｈ

(かってにあめがふってきたんだ)

勝手に雨が降って来たんだ

(そうさぼくのまなざしに)

そうさ僕の眼差しに

(あんなはれたよるなのに)

あんな晴れた夜なのに

(ざーざーおとがした)

ザーザー音がした

(そらみあげればいいのに)

空　見上げればいいのに...

(なぜみつめあったまんまで)

なぜ　見つめ合ったまんまで

(そうはぐらかしたんだろう)

そう　はぐらかしたんだろう

(いみがわからないａｈ)

意味が分からない　Ａｈ

(じぶんのことごまかして)

自分のこと誤魔化して

(いとおしさをかくしても)

愛しさを隠しても

(おもいもよらないことばが)

思いも寄らない言葉が

(でてきてしまうよ)

出て来てしまうよ

(ひとつだとおもってた)

一つだと思ってた

(ぼくたちはいつのまに)

僕たちはいつの間に

(ゆうたいりだつしたのかなａｈ)

幽体離脱したのかな　Ａｈ

(どうしてあめだといったんだ？)

どうして雨だと言ったんだ?

(そらをみあげることなく)

空を見上げることなく...

(ほかになにをいえばいいか)

他に何を言えばいいか

(おもいつかなかった)

思いつかなかった

(なぜだかことばにしていたんだ)

なぜだか言葉にしていたんだ

(こころがかんじたものを)

心が感じたものを

(それはふりだしたあめの)

それは降り出した雨の

(そうしずくににてた)

そう雫に似てた

(もしちがうなにかいえたら)

もし　違う何か言えたら

(まだすぐそばにきみがいて)

まだ　すぐそばに君がいて

(そうあめなんかふってないと)

そう　雨なんか降ってないと

(きっとわらってたａｈ)

きっと笑ってた　Ａｈ