愛だけを残せ

(あいだけをのこせこわれないあいを)

愛だけを残せ 壊れない愛を

(げきりゅうのようなときのなかで)

激流のような時の中で

(あいだけをのこせなさえものこさず)

愛だけを残せ 名さえも残さず

(いのちのあかしにあいだけをのこせ)

生命の証に 愛だけを残せ

(やむにやまれぬじんせいはつなわたりだ)

やむにやまれぬ人生は綱渡りだ

(えらぶつもりでえらばされるてじなだ)

選ぶつもりで選ばされる手品だ

(やみのなかのかぜのように)

闇の中の風のように

(とつぜんにあいはいどころをもとめる)

突然に愛は居どころを求める

(よわきものなんじのなをなのれしなやかに)

弱き者汝の名を名乗れ しなやかに

(つよきものなんじのなをなのれささやかに)

強き者汝の名を名乗れ ささやかに

(みんなはかなくてみんないとしくて)

みんな儚くて みんな愛しくて

(ふりかえってしまうから)

振り返ってしまうから

(あいだけをのこせこわれないあいを)

愛だけを残せ 壊れない愛を

(げきりゅうのようなときのなかで)

激流のような時の中で

(あいだけをのこせなさえものこさず)

愛だけを残せ 名さえも残さず

(いのちのあかしにあいだけをのこせ)

生命の証に 愛だけを残せ

(おもいがけないまぼろしにさそわれて)

思いがけない幻に誘われて

(おもいがけないかざむきにはこばれて)

思いがけない風向きに運ばれて

(ぐうぜんのあさぐうぜんのよる)

偶然の朝 偶然の夜

(われわれはなにもしらされずふみだす)

我々は何も知らされず 踏み出す

(えんはふしぎそれとしらぬまにさがしあう)

縁は不思議 それと知らぬ間に探し合う

(えんはふしぎそれとしりながらまよいあう)

縁は不思議 それと知りながら迷い合う

(みんなかなしくてみんなこいしくて)

みんな哀しくて みんな恋しくて

(たちどまってしまうから)

立ち止まってしまうから

(あいだけをのこせこわれないあいを)

愛だけを残せ 壊れない愛を

(げきりゅうのようなときのなかで)

激流のような時の中で

(あいだけをのこせなさえものこさず)

愛だけを残せ 名さえも残さず

(いのちのあかしにあいだけをのこせ)

生命の証に 愛だけを残せ

(よわきものなんじのなをなのれしなやかに)

弱き者汝の名を名乗れ しなやかに

(つよきものなんじのなをなのれささやかに)

強き者汝の名を名乗れ ささやかに

(みんなはかなくてみんないとしくて)

みんな儚くて みんな愛しくて

(ふりかえってしまうから)

振り返ってしまうから

(あいだけをのこせこわれないあいを)

愛だけを残せ 壊れない愛を

(げきりゅうのようなときのなかで)

激流のような時の中で

(あいだけをのこせなさえものこさず)

愛だけを残せ 名さえも残さず

(いのちのあかしにあいだけをのこせ)

生命の証に 愛だけを残せ

(あいだけをのこせこわれないあいを)

愛だけを残せ 壊れない愛を

(げきりゅうのようなときのなかで)

激流のような時の中で

(あいだけをのこせなさえものこさず)

愛だけを残せ 名さえも残さず

(いのちのあかしにあいだけをのこせ)

生命の証に 愛だけを残せ