27ページ、書きかけの小説。〖 あほの坂田。 〗
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歌詞(問題文)
(おもいだしたことばをひとつひとつ)
思い出した言葉を一つ一つ
(あれでもないこれでもないこぼしてはけしたすうぎょう)
あれでもない これでもない 零しては消した数行
(あけるよるとぺんさきにこめたねがい)
明ける夜とペン先に込めた願い
(きづいたらめざめてもおくびょうなゆめのなか)
気づいたら 目覚めても 臆病な夢の中
(しあわせだとしあわせだ。とかんじられずにみおとすなら)
幸せだと「幸せだ。」と 感じられずに見落とすなら
(ぶきようなことばでいまをつづっていく)
不器用な言葉で 今を綴っていく
(しゅやくをになったしょうせつのなかさんわりきょうくらいを)
主役を担った小説の中 3割強くらいを
(すりむいてまたあるいてるあるきだしている)
擦りむいて また歩いてる(歩き出している)
(いつだってきょうをかいてしおりをさしこんだにじゅうすうぺーじ)
いつだって今日を描いて 栞を刺しこんだ 20数ページ
(あめにうたれぼやけたすうぎょうさき)
雨に打たれ ぼやけた数行先
(またいつかってことにしてかわくまでよみとばそう)
またいつかってことにして 乾くまで読み飛ばそう
(なつかしいならそのすべてがいとしいんだとおもえてしまう)
懐かしいなら その全てが 愛しいんだと思えてしまう
(よみかえすじかんがいつだってたりないよ)
読み返す時間が いつだって足りないよ
(ありあまるのーとのはしにかいたゆめのつづきだって)
有り余るノートの端に書いた 夢の続きだって
(きょうのとなりにえがいてくかきたしている)
今日のとなりに描いてく(書き足している)
(ころがりおちそうなさかみちだっていいさにじゅうすうぺーじ)
転がり落ちそうな 坂道だっていいさ 20数ページ
(なつかしいきおくだけまるできりとられ)
懐かしい記憶だけ まるで切り取られ
(おとなになるみたいふるえているこのぼくも)
大人になるみたい 震えているこの僕も
(あしたはもどりたいかわりたいじぶん)
明日は 戻りたい 変わりたい自分
(それならいまをわすれぬようにきえぬように)
それなら今を忘れぬように 消えぬように
(あいまいなおもいをつめこんででたらめにつづって)
曖昧な思いを詰め込んで デタラメに綴って
(すこしよみづらくなったな)
少し読みづらくなったな
(とうしんだいのきょうもおくびょうなきのうがえがいたあした)
等身大の今日も 臆病な昨日が 描いた明日
(しゅやくをになったしょうせつのなかさんわりきょうくらいを)
主役を担った小説の中 3割強くらいを
(すりむいてまたあるいてるあるきだしている)
擦りむいて また歩いてる(歩き出している)
(いつだってきょうをかいてしおりにさしこんだにじゅうすうぺーじ)
いつだって今日を描いて 栞に刺しこんだ 20数ページ