片っぽ

(かなわないみらいよそうず)

叶わない未来予想図

(きみのせにかいたあさ)

君の背に描いた朝

(むじゃきにつないだてとて)

無邪気に繋いだ手と手

(ぎゅっとにぎりかえして)

ぎゅっと　握り返して

(かくしたなみだはわたしだけかたっぽ)

隠した涙は　私だけ片っぽ

(きっとちらかったせかいのまんなかで)

きっと散らかった世界の真ん中で

(ずっとはずれんぼなうんめいだから)

ずっと外恋慕な運命だから

(いたくてあまいのさ)

痛くて甘いのさ

(きみのぬけがらが)

君の抜け殻が

(いつかのきょうをかんぺきにつくりだしてる)

いつかの今日を完璧に作り出してる

(あぁねがわくばきづかなきゃよかった)

あぁ　願わくば　気づかなきゃよかった

(かたっぽなこいにこころがはてるまえに)

片っぽな恋に　心が破てるまえに

(ねぇかざったひまわり)

ねぇ　飾った向日葵

(はなびらがおちておちてとまらないの)

花弁が落ちて落ちて止まらないの

(おいかけるほど)

追いかけるほど

(とおくなるものだってわかってるよ)

遠くなるものだって分かってるよ

(わたしはふゆのまんなか)

私は冬の真ん中

(きみはたいようのはな)

君は太陽の花

(まじわらないふたりはただのかたっぽ)

交わらないふたりは　ただの片っぽ

(きっとちらかったおもいのまんなかで)

きっと散らかった想いの真ん中で

(ずっとはぐれんぼなうんめいだから)

ずっと逸恋慕な運命だから

(いたくてあまいのさ)

痛くて甘いのさ

(きみのぬけがらが)

君の抜け殻が

(いつかのきょうをかんぺきにつくりだしてる)

いつかの今日を完璧に作り出してる

(あぁねがわくばきづかなきゃよかった)

あぁ　願わくば　気づかなきゃよかった

(かたっぽなこいにこころがはてるまえに)

片っぽな恋に　心が破てる前に

(ねぇかざったひまわり)

ねぇ　飾った向日葵

(はなびらがおちておちてとまらないの)

花弁が落ちて落ちて止まらないの

(いたくてあまいのさ)

痛くて甘いのさ

(きみのぬくもりが)

君のぬくもりが

(いまもつよくわたしをだきしめてる)

今も強く　私を抱きしめてる

(いたくてあまいのさ)

痛くて甘いのさ

(きみのぬけがらが)

君の抜け殻が

(かたっぽなきょうをかんぺきにつくりだしてる)

片っぽな今日を完璧に作り出してる

(ただまもれればきみをまもれれば)

ただ守れれば君を守れれば

(かたっぽなままでこころにさかせておくよ)

片っぽなままで　心に咲かせておくよ

(ねぇかざったひまわり)

ねぇ　飾った向日葵

(なみだがおちておちて)

涙が落ちて落ちて

(おちておちて)

落ちて落ちて

(おちておちてとまらないの)

落ちて落ちて止まらないの