桜歌爛漫
第二幕 プレリュード
歌:岡田梨央
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歌詞(問題文)
(さきほこるつやめきのしたで)
咲き誇る 艶めきの下で
(あわくあわくきらめくうつろなれど)
淡く淡く煌めく 虚ろなれど
(いまはなやかにちるはつきよにはゆさくら)
今 華やかに散るは 月夜に映ゆ桜
(うしみつどきはゆめのはざまたわむれのまにまに)
丑三つ時は 夢の狭間 戯れの隨に
(よさりもおわりなきゆうび)
夜さりも終わりなき優美
(うたげのはじまり)
宴のはじまり
(よぞらのつきはさかずきのなかへうかべて)
夜空の月は 杯の中へ浮かべて
(のみほすときまでおすきによろしく)
呑み干す時まで お好きによろしく
(さぁあちらもこちらも)
さぁ あちらもこちらも
(おあつらえむきのさくら)
お誂え向きの桜
(はなびらひらひらはかないものでしょう)
花弁ひらひら 儚いものでしょう?
(さきほこるつやめきのしたで)
咲き誇る 艶めきの下で
(おどれおどれやとけてしまうほど)
踊れ踊れや 溶けてしまうほど
(このままうたかた)
このまま泡沫
(いちやでちるのもわるくない)
一夜で散るのも悪くない
(くるいざくうるわしきひとよ)
狂い咲く 麗しき一世
(うたえうたえあるがままにそめて)
謳え謳え 在るが儘に染めて
(いまはなやかにきえるせつながさかりと)
今 華やかに 消える刹那が盛りと
(とこよのくにへおこしやすとたわごとをならべて)
「常世の国へおこしやす」と戯言を並べて
(かたりもおわりなきゆうぎここらがたけなわ)
語りも終わりなき遊戯 ここらが酣
(よぞらのつきをさかずきのなかへしずめて)
夜空の月を 杯の中へ沈めて
(のみほすときまでおとぎをしましょうあさまで)
呑み干す時まで 御伽をしましょう朝まで
(あちらもこちらもおあつらえむきのさくら)
あちらもこちらも お誂え向きの桜
(はなびらひらひらうれいのいろでしょう)
花弁ひらひら 愁いの色でしょう?
(さきほこるつやめきのしたで)
咲き誇る 艶めきの下で
(ながれながるるままにみをまかせ)
流れ流るるままに身を任せ
(このままかなたへうそとふきちるもわるくない)
このまま彼方へ 嘘と吹き散るも悪くない
(くるいざくうるわしきひとよ)
狂い咲く 麗しき一世
(わらえわらえあまいまぼろしなら)
笑え笑え 甘い幻なら
(いまはなやかにごくじょうのびしゅをあびて)
今 華やかに 極上の美酒を浴びて
(あちらもこちらもおあつらえむきのさくら)
あちらもこちらも お誂え向きの桜
(はなびらひらひらきれいなものでしょう)
花弁ひらひら 綺麗なものでしょう?
(さきほこるつやめきのしたで)
咲き誇る 艶めきの下で
(おどれおどれやとけてしまうほど)
踊れ踊れや 溶けてしまうほど
(このままうたかたいちやでちるのもわるくない)
このまま泡沫 一夜で散るのも悪くない
(くるいざくうるわしきひとよ)
狂い咲く 麗しき一世
(うたえうたえあるがままにそめて)
謳え謳え 在るが儘に染めて
(いまはなやかにきえるせつながさかりと)
今 華やかに 消える刹那が盛りと