アンインストール

(あのときさいこうのりあるがむこうからあいにきたのは)

あの時最高のリアルが向こうから会いに来たのは

(ぼくらのそんざいはこんなにもたんじゅんだとわらいにきたんだ)

ぼくらの存在はこんなにも単純だと嗤いにきたんだ

(みみをふさいでもりょうてをすりぬけるしんじつにまどうよ)

耳を塞いでも両手を擦り抜ける真実に惑うよ

(ほそいからだのどこにちからをいれてたてばいい)

細い体の何処に力を入れて立てばいい?

(あんいんすとーるあんいんすとーる)

アンインストール　アンインストール

(このほしのむすうのちりのひとつだと)

この星の無数の塵の一つだと

(いまのぼくにはりかいできない)

今の僕にはリカイデキナイ

(あんいんすとーるあんいんすとーる)

アンインストール　アンインストール

(おそれをしらないせんしのようにふるまうしかない)

恐れを知らない戦士のように振舞うしかない

(あんいんすとーる)

アンインストール

(ぼくらのむいしきはかってにとぎすまされていくようだ)

ぼくらの無意識は勝手に研ぎ澄まされていくようだ

(べっどのしたのりんかくのないけはいにこのめがひらくときは)

ベッドの下の輪郭の無い気配にこの目が開く時は

(こころなどなくてなにもかもこわしてしまうはげしさだけ)

心など無くて何もかも壊してしまう激しさだけ

(しずかにきえてゆくきせつもえらべないというのなら)

静かに消えてゆく春夏秋冬（きせつ）も選べないと言うのなら

(あんいんすとーるあんいんすとーる)

アンインストール　アンインストール

(ぼくのかわりがいないなら)

僕の代わりが居ないなら

(ふつうにながれてたあのにちじょうを)

普通に流れてたあの日常を

(あんいんすとーるあんいんすとーる)

アンインストール　アンインストール

(このてでおわらせたくなる)

この手で終わらせたくなる

(なにもわるいことじゃない)

なにも悪い事じゃない

(あんいんすとーる)

アンインストール

(あんいんすとーるあんいんすとーる)

アンインストール　アンインストール

(このほしのむすうのちりのひとつだと)

この星の無数の塵の一つだと

(いまのぼくにはりかいできない)

今の僕にはリカイデキナイ

(あんいんすとーるあんいんすとーる)

アンインストール　アンインストール

(おそれをしらないせんしのようにふるまうしかない)

恐れを知らない戦士のように振舞うしかない

(あんいんすとーる)

アンインストール