Stella　Part.1

(どこかでほしがながれた)

どこかで星が流れた

(それはたぐられるように)

それは手繰られるように

(よるのふちをなぞった)

夜の縁をなぞった

(やけおちたつるぎのほしでおうさまが)

焼け落ちた剣の星で王様が

(みぎがわがすいしょう、)

右側が水晶、

(ひだりがわがすなのほしでさんぞくが)

左側が砂の星で山賊が

(ひかりかたをわすれたすみっこのほしでかがくしゃが)

光り方を忘れた隅っこの星で科学者が

(ふとおなじりゅうせいをあおいだ)

ふと同じ流星を仰いだ

(ものがたりのきれはしをのせたふねは)

物語の切れ端を乗せた船は

(またたきのすきまをぬってとびさった)

瞬きの隙間を縫って飛び去った

(よのくにはほろびた)

余の国は滅びた

(ほころびたはどうへのとびら)

綻びた覇道への扉

(たちのくみをなおもとりまく)

立ち退く身を尚も取り巻く

(しょうえんとはいせんののこりが)

硝煙と敗戦の残り香

(きせきのとうらいなどをしんじた)

奇跡の到来などを信じた

(ひげきのもうまいとたみはいった)

悲劇の蒙昧と民は言った

(じせきとこうかいにやかれながら)

自責と後悔に灼かれながら

(ほしをおわれるとうぼうしゃ)

星を追われる逃亡者

(ものくろな)

モノクロな

(まどのむこう)

窓の向こう

(とおのくおうざ)

遠のく王座

(しにいたるもうどくとは)

死に至る猛毒とは

(りそうのしゅちょうか)

理想の主張か

(なればこそ)

なればこそ

(ひとをとくようだ)

人を説くようだ

(こうかしだすきゅうめいてい)

降下しだす救命艇

(みしらぬほしにむける)

見知らぬ星に向ける

(ｖｅｎｅｚｍ’ａｉｄｅｒ)

Venez m'aider

(いかされたいみを)

生かされた意味を

(ｍｅｄｉｔａｔｅ)

meditate

(さいけんのひをゆめみて)

再建の日を夢見て

(さいせいの)

再生の

(ｖｅｒｓｅ)

Verse

(りゅうせいにてをのばす)

流星に手を伸ばす

(はじまりがつらなる)

始まりが連なる

(ゆにばーす)

ユニバース

(つないでいくみらい)

繋いでいく未来

(ｗｉｔｈ)

with

(ｔｈｅ)

the

(ｅｎｄｉｎｇ)

ending

(ｍｉｎｄ)

mind

(ゆるぎない)

揺るぎない

(ひとつのほしが)

一つの星が

(ｄｅｅｐ)

deep

(ｉｎｓｉｄｅ)

inside

(なんどだって)

何度だって

(くりかえす)

繰り返す

(きどうにそって)

軌道に沿って

(ふみだす)

踏み出す

(いつまでも)

いつまでも

(ｒｅｉｎｃａｒｎａｔｉｏｎ)

reincarnation

(いつわりのない)

偽りの無い

(ｓｈｏｏｔｉｎｇ)

shooting

(ｓｔａｒ)

star

(ちゅうにまう)

宙に舞う

(”ｓｔｅｌｌａｂｙｓｔａｒｌｉｇｈｔ”)

"Stella by Starlight"

(きせきはいびつのほうが)

軌跡は歪の方が

(ｌｕｍｉｎｏｕｓ)

Luminous